こんにちは。

@OfficeTAKUです。

R+(レビュープラス)さんからの献本枠でのレビューです。

今まで本・雑誌のレビューはブログ「御経塚通信」に掲載していましたが、面倒になったので、前回よりこちらで書いています。
過去の本・雑誌等のレビューは下記の御経塚通信 読書カテゴリーにあります。お暇だったら見てくださいね。
読書 | 御経塚通信

『初対面でも話しがはずむ おもしろい伝え方の公式』石田章洋(日本能率協会マネジメントセンター)

誰でも「おもしろい伝えかた」はマスターできる!?

もと落語家でもあり、数多くの人気番組を手掛けている放送作家 石田章洋氏の著書。
落語家として修業を積んでいる時に、人を笑わせる才能がないことに気づき放送作家に転身。
放送作家としても笑いやおもしろさは必須。このままでは放送作家としてもダメになってしまうとおもい、まわりにいるおもしろい話をする人たちや笑いについて必死に研究。
その結果みつけた「誰でもおもしろい話ができる伝え方の公式」について書かれているのが本書。

この公式を応用すれば、口下手でも、笑いのセンスがなくても、「おもしろい話」「おもしろい伝え方」ができるというのです。

口下手、引っ込み思案、シャイは私(異論のある方もいらしゃいましょうが)にはうってつけの本です。

言葉を使って人を笑顔にすること

本書冒頭の「はじめに」の「ユーモアは最強の武器である」との項目で、本書の目的を明確に述べています。こちらも少し長くなりますが、引用します。

この本は、ユーモアのある伝え方を身につけるための本です。

「ユーモア」。
 この言葉には、さまざまな意味があるようですが、本書では、「日常会話や雑談で人を笑顔にするもの」と定義しています。
 ですから、同じ笑いでも人を小馬鹿にする「嘲笑」や「冷笑」、あるいは皮肉な笑いは含みません。(中略)
 言葉を使って、人を笑顔にすることです。

『初対面でも話しがはずむ おもしろい伝え方の公式』石田章洋(日本能率協会マネジメントセンター):7p

自覚なくおやじギャグ攻撃をしかけてくる上司にはぜひ読んでもらいましょう!

本書は、全6章からなっています。

『第1章 なぜ、あなたの話しは「おもしろくない」のか』では、6つのNG例があげられています
その6つの中で特に感銘!?を受けたのは、「NG例4 うけたいがあまりデリカシーにかける」
誰かを傷つけたり、下ネタなど、これは当然だめですよね。しかし、この中で「使い古されたようなダジャレ」についても同じとして次のように理由を述べています。少し、長くなりますが引用します。

なぜならダジャレは、おもしろくもないのに、聞かされた人に笑いを強要するような、ある種の強制性を秘めているからです。
 特に部長・課長など、立場が上の人が突然発する「ダジャレ=おやじギャグは」は聞かされた人がどうしたらいいのか、戸惑ってしまいます。
「相手や周囲を楽しくするのがユーモアである」という目標に立ち返れば、相手に心理的負担をかけてしまうダジャレがルール違反なのは当然と言えます。

『初対面でも話しがはずむ おもしろい伝え方の公式』石田章洋(日本能率協会マネジメントセンター):39p

「我が意を得たり!」と思う人、いつも上司のおやじギャグに困っている人は、さりげなく上司にこの本を進めて読んでみてもらえばよいかも。もちろん、この本に書かれていることを参考にしてユーモアを交えうまくコミュニケーションをとって下さいね。

逆に「ドキッ!俺のこと?」と思う人にはそれこそこの本がうってつけなことは言うまでもありません。
実はかく言う私も、以前 職業訓練の講座で、ついつい言ってしまうギャグを聞き、若い訓練生の方が「ここ、笑った方がいいかね?」と隣の方と話している、、って言う経験の持ち主です。家族からははなから相手にされていませんが…。
大いに反省した次第です。

公式を使うには訓練が必要!

さて、著者が発見した「おもしろい伝え方の公式」は下記の通り

空気を読む × 笑いの原理 × 伝える技術

『初対面でも話しがはずむ おもしろい伝え方の公式』石田章洋(日本能率協会マネジメントセンター):52p

第2章・第3章・第4章は上記にあげた「おもしろい伝え方の公式」の要素を一つずつ解説、第5章はシチュエーション別の「おもしろい伝え方」の実例、第6章は「おもしろい人の習慣」の実例を学ぶ、という内容になっています。

読めばなるほど、と思います。
センスではなく技術を身につければよいということも分かります。
しかし、ほんとうに「おもしろい伝え方」を体得するには、地道な訓練が必要だと感じました。
この本を読んですぐにできるわけではないと思います。

「おもしろい伝え方」を体得するには時間がかかりそうですが、多くの実例もあげられているので、職場をはじめいろんな場面でのコミュニケーションの取り方の参考になります。
そうした実例を参考に少しずつ実践、応用していけば、円滑な人間関係とまではいわなくても場の雰囲気を和らげることができるでしょう。

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