こんにちは。
@OfficeTAKUです。
2019年5月25日 土曜日 今日は何の日
今日 5月25日はロ「バート・キャパの命日」です。
1954年5月25日 写真家ロバート・キャパが第一次インドシナ戦争取材中に地雷に触れて爆死。
フランスが植民地として支配していたインドシナ半島。
独立を求めるベトナム（現 ベトナム民主共和国）のベトミン（正式名称ベトナム独立同盟会)とフランスの間で、1946年から1954年にかけて戦いが繰り広げられました。
最終的には1954年7月、フランスの敗北という形で一旦終結します。
ロバート・キャパが爆死したのはその直前の5月。
フランス軍の作戦に同行し、地雷の爆発に巻き込まれ死亡してしまいます。
フランスの敗北という形で終結した第一次インドシナ戦争ですが、それは宗主国がアメリカに代わっただけの状態。
アメリカは和平協定にさんかせず、全ベトナムの統一選挙を拒否、アメリカの傀儡政権ベトナム共和国（南ベトナム)が成立させます。
ベトナムは南北に分断されてしまいます。そして、真の独立を求める南部のベトミンを弾圧。ベトナムの人々の望む真の独立は果たせないまま。
ベトナムが真の独立を獲得するのは実に21年も後、1975年になります。
大国の覇権主義に翻弄され分断された国家は未だになくなりません。
かつての植民地宗主国は不幸な現実を生み出した罪を認めないまま、民族分断は続いています。
File:Indochine francaise.svg by User:Laurentleap & Io Herodotusderivative work Furfur [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons
閑話休題、本日のKindle日替わりセール3冊のご紹介です。
Kindleって何？って言う方は下記の記事をお先に読んでみて下さいね。
[clink url=”https://office-taku.com/amazon-kindle-reason.html”]
5月21日「Wikipedia日本語版発足の日」の電子書籍 Amazon Kindle日替わりセール
2019年5月21日 火曜日 の Kindle日替わりセール ３冊です。
朝井まかて『ちゃんちゃら』 (講談社文庫) Kindle版
江戸・千駄木の庭師の家で修行する浮浪児・ちゃら。しばし江戸の時代に思いを馳せ浮世の憂さを忘れたいものです。
田中康弘『山怪 参 山人が語る不思議な話』 Kindle版
暑い日が続く今日このごろ、これはよいかもしれませんね。
志村五郎『鳥のように 記憶の切繪図』 Kindle版
世界的な数学者 志村五郎の随筆。『記憶の切繪図』の続編。かなり辛口な評をされるよう。丸山真男も取り上げられているようです。
Kindle 日替わりセール Kindle週替わりまとめ買いセール Kindle月替りセール
ロバート・キャパ 関連 Kindle本
なんとショックなことに、ロバート・キャパの著作『ちょっとピンボケ』など、キャパ自身の作品はKindle本化されていません。
キャパに関するKindle書籍も少なくちょっとショックでした。
永山愛子, 蛭海隆志, 長倉洋海 『ロバート・キャパ（学習漫画 世界の伝記NEXT)』 (集英社児童書) Kindle版
子ども向けにかかれたキャパの伝記漫画。
永山愛子, 蛭海隆志, 長倉洋海 『ロバート・キャパ（学習漫画 世界の伝記NEXT)』 (集英社児童書) Kindle版
ティラー・J・マッツェオ 『歴史の証人 ホテル・リッツ 生と死、そして裏切り』 Kindle版
1898年創業、パリの中心部にある高級ホテルとして知られるホテル・リッツ。
そのホテルと、そのホテルに引き寄せられた人々を描いたノンフィクション。ロバート・キャパももちろん登場しています。
ティラー・J・マッツェオ 『歴史の証人 ホテル・リッツ 生と死、そして裏切り』 Kindle版
平敷安常『キャパになれなかったカメラマン ベトナム戦争の語り部たち＜上＞』 (講談社文庫) Kindle版
ロバート・キャパ亡き後、真の独立を勝ち取るために戦われたベトナム戦争。
著者 平敷安常さんは、毎日放送でニュースカメラマンとしてベトナム戦争へ取材に行った方。
沢田教一、一ノ瀬泰造、など、戦場カメラマンの仲間たちのことを語った書。
平敷安常『キャパになれなかったカメラマン ベトナム戦争の語り部たち＜上＞』 (講談社文庫) Kindle版
OfficeTAKUチョイス
ベトナム戦争を描いた映画も数はありますが、
映画『戦場カメラマン 真実の証明 (字幕版)』 Amazon Prime Video
戦場カメラマンを描いた作品。
監督は『ノーマンズ・ランド』のダニス・タノヴィッチ監督
映画『戦場カメラマン 真実の証明 (字幕版)』 Amazon Prime Video伝えなければいけない真実が、戦場にある。1988年。中東に広がる激しい戦火。レンズ越しの風景は、紛れも無い現実。その現実に、押し潰されそうになっても誰も助けてくれず、一人孤独に陥っても真実を伝えるために、必ず生きて帰る。アカデミー賞とゴールデングローブ賞をＷ受賞した不朽の名作「ノー・マンズ・ランド」。そのスタッフが再び集結し、“戦場の真実”を描く衝撃作！！
映画『地雷を踏んだらサヨウナラ』 Amazon Prime Video
フリーの戦争カメラマンとしてカンボジア、ベトナムなどで活躍した一ノ瀬泰造。
彼が記した最初で最後の記録『地雷を踏んだらサヨウナラ』を原作とした映画。
一ノ瀬泰造役は浅野忠信。
たしかに戦争は描かれているから戦争映画と言われてもしょうがないのか、と思うけど、一ノ瀬泰造を描いた、戦場カメラマンを描いた映画だよね。
映画『地雷を踏んだらサヨウナラ』 Amazon Prime Video“うまく撮れたら、持って帰ります。もし、地雷を踏んだらサヨウナラ！”ドキュメンタリーを超えた、熱い魂の再現！
映画『青いパパイヤの香り (字幕版)』 Amazon Prime Video
ベトナム出身、フランス育ちのトラン・アン・ユン監督による1950年代のベトナム・サイゴンを舞台にした映画。
映画『青いパパイヤの香り (字幕版)』 Amazon Prime Video1951年ベトナム、サイゴン。浪費家の家長の家に雇われ、田舎から奉公にやってきたムイは10歳の少女。家には働き者で優しい母と3人の甘やかされた息子たち、孫娘を亡くしてから引きこもっている祖母がいた。ムイは、年老いた先輩奉公人のそばで働きながら、料理と掃除を習い一家の雑事を懸命にこなしていく。ある晩、家長が一家の蓄えを持って消えてしまい、家族は苦境に陥る。そしてムイは、長男が連れてきた友人クェンに出会い、淡い恋心を抱くようになる・・・。10年後、美しく成長したムイは、音楽家になったクェンの家に奉公に出る。恋人がいながら、クェンはムイの献身的愛情と花に対する嗜好に気付きはじめて･･･。
[clink url=”https://office-taku.com/201807/web/webservice/9733.html”]
