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Office 2016 / 2019のサポートが2025年10月に終了!どうすればいい?最新Officeの種類と違いを解説

MS Office

こんにちは。
@OfficeTAKU です。

Microsoft Office 2016 と 2019 のサポートが今年 終了します。

Microsoft Office 2016 / 2019 サポート終了日

2025年10月14日

サポートが切れても使えなくなる訳ではありませんが、セキュリティリスクが高くなり、機能の更新がなくなってしまい、使用上支障がでてきます。

この記事でわかること

そこで、今回は、

  • サポート終了後の選択肢
  • Office の種類や料金の違い

について説明します。

※ 記事中の製品仕様・価格は執筆時点(2025年3月13日)のものです。

Office 2016 / 2019 サポート終了後どうなる?

さて、サポートが終了すると、どんな状態になるのでしょう?

Officeのサポートが終了するとどうなる?
  • セキュリティ更新がなくなる → ウイルス感染や情報漏えいのリスク
  • 新機能の追加がない → 最新のExcel関数や便利機能が使えない
  • 他のソフトとの互換性問題が発生する可能性

現在はネットワークに接続している(する)のが前提の時代です。それだけに、セキュリティリスクが高いまま使い続けて、被害を受ける!
だけではなく、被害を拡散してしまうと恐ろしいことになります。

ネットワークに絶対つながない!というのはほぼ不可能です。

すべての方が対応する必要があります。

買い切り版のサポート期限

製品名開始メインストリーム
サポート終了
延長サポート
終了
Office 20162015年9月22日2020年10月13日2025年10月14日
Office 20192018年9月24日2023年10月10日2025年10月14日
Office 20212021年10月5日2026年10月13日なし
Office 20242024年10月9日2029年10月 9日

これからどうすればいい?

では、これからどうすればよいでしょうか?

考えられるパターンは下記の3つ!
  1. Microsoft 365 (サブスクリプション)に移行する
  2. Office 2024 (買い切り) を購入する
  3. 代替サービス・アプリケーションを利用する

では、1つずつ詳細にみていきましょう。

選択肢1:Microsoft 365 (サブスクリプション)に移行する

サブスクリプション、すなわち、毎月(あるいは年ごと)定額で支払いするタイプのオフィスです。
この Microsoft 365 を利用するメリットは、

Microsoft 365 を利用するメリット
  • 常に最新バージョンが使える
  • サブスクリプション継続中はサポートが継続され続ける
  • クラウドストレージ(OneDrive 1TB 付き) が使える

サブスクリプションなので、常に最新のバージョンが使え、新機能が追加されればすぐに使えます。
クラウドストレージも1人1TBと大容量なので、どこでも保存したファイルにアクセスでき、万が一パソコン本体が故障してもファイルが消えてしまうこともありません。
サポートが継続されるので、セキュリティ面でも安心です。

選択肢2:Office 2024(買い切り版)を購入する

Office 2024(買い切り版)のメリット
  • 買い切りである(一括で支払すれば月々の支払はない)
Office 2024(買い切り版)のデメリット
  • サポート期限が限られている 2029年10月9日

選択肢3:代替ソフト・サービスを利用する

Microsoft Office と 同様に、文書作成、表計算、プレゼンテーション が利用できる、ソフトやWebサービスがあります。

主な Office 代替ソフト・サービス
  • LibreOffice
  • Google Docs、Google Spreadsheet、Google Slides
  • Microsft 365 Online
  • iWork
代替ソフト・サービスのデメリット
  • 無料で使えるが、Officeと完全に互換性があるわけではない

しかし、Microsoft Office までの機能が必要ないというのであれば、十分に使えるレベルになっています。

MS Office の種類と価格の違い

前述したように、大きく分けて2つのタイプ(サブスク型か買い切り型か)のどちらか。

さらにそれぞれに内容の違うプラン・商品がいくつかあります。

Microsoft 365 (サブスクリプション型)

家庭向け

• Personal(月額プラン¥2,130/月・年額プラン ¥21,300/年)
  • 1 ユーザー向け
  • 同時に 5 台のデバイスにサインイン可能
  • 複数の Windows PC、Mac、スマートフォン、タブレットで使用可能
  • 1 TB のセキュアなクラウド ストレージ
  • Microsoft Copilot 搭載の生産性向上アプリFootnote1
  • データおよびデバイス セキュリティ
  • 広告なしの安全なメール
• Family(月額プラン ¥2,740/月 ・年額プラン ¥27,400/年)
  • 1~6 ユーザー用
  • 同時に 5 台のデバイスにサインイン可能
  • 複数の Windows PC、Mac、スマートフォン、タブレットで使用可能
  • 最大 6 TB のセキュアなクラウド ストレージ (ユーザーあたり 1 TB)
  • Microsoft Copilot 搭載の生産性向上アプリFootnote1
  • データおよびデバイス セキュリティ
  • 広告なしの安全なメール

一般法人向け

一般法人向けには様々なタイプのプランがありますが、その中で一般的かつデスクトップ版の Officeアプリが使えるサービスを紹介。

Microsoft 365 Business Standard(¥1,874 ユーザー/月相当、年払い)
  • 最大 300 人の従業員の ID、アクセス、ユーザー管理
  • カスタム法人メール (you@yourbusiness.com)
  • デスクトップ版・Web 版・モバイル版の Word、Excel、PowerPoint、Outlook
  • Microsoft Teams でのチャット、通話、ビデオ会議
  • 従業員 1 人あたり 1 TB のクラウド ストレージ
  • ウェビナー開催と出席者登録およびレポートの機能
  • Microsoft Loop を使用する共同創造のためのコラボレーション ワークスペース
  • Microsoft Clipchamp での動画編集とデザインのツ
  • ビジネス ニーズに応える 10 以上の追加アプリ (Microsoft Bookings、Planner、Forms など)
Microsoft 365 Business Premium(¥3,298 ユーザー/月相当、年払い)

Business Standard の内容すべてに加えて:

  • 高度な ID およびアクセス管理
  • ウイルスやフィッシング攻撃に対する強力なサイバー脅威対策
  • エンタープライズグレードのデバイスおよびエンドポイント保護
  • 機密情報の検出、分類、保護

Office 2024 (買い切り型)

買い切り版は、2025年3月現在 Office 2021 と Office 2024 が販売されています。
しかし、サポート期限を考えると購入するならば、Office 2024 になります。
ここでは、Office 2024 の 個人向けの製品のみ掲載しておきます。

Office Home 2024(¥34,480、個人向け)

  • 1 人用
  • 従来のデスクトップ版 Word、Excel、PowerPoint、OneNote
  • 1 台の Windows PC または 1 台の Mac にインストールして使用
  • Microsoft サポートへのアクセス

• Office Home & Business 2024(¥43,980

  • 1 人用
  • 従来のデスクトップ版 Outlook、Word、Excel、PowerPoint、OneNote
  • 1 台の Windows PC または Mac にインストールして使用
  • サポート リソースへのアクセス

どの Office を選ぶべき?(用途別おすすめ)

どうしてもOffice(Word,Excel,PowerPoint)のフル機能が必要な場合

個人で使うなら → Microsoft 365 Personal or Family

会社・ビジネス利用なら → Microsoft 365 Business Standard

一度だけ買いたいなら → Office 2024

ほぼ同じようなことができればよい、

無料で済ませたいなら → Google 、LibreOffice、Microsft 365 Online、iWork

まとめ

Office 2016 / 2019 のサポート終了は悩ましい問題ではありますが、避けては通れないものです。
少しでも、この記事が参考になれば幸いです。

  • Office 2016 / 2019のサポートは2025年10月14日で終了
  • 最新Officeに移行しないとセキュリティや互換性のリスクあり
  • 移行するならば、Microsoft 365は常に最新&クラウド活用可能でおすすめ
  • 自分の使い方、用途に合わせて、フリーのソフトも視野に入れ、適切な選択を!

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