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Lenovo ThinkPad Twist レビュー : Windows 8 の良さを引き出す便利な高性能 Ultrabook

ThinkPad Twist Hard・Acc

こんにちは。
@OfficeTAKUです。

ディスプレイがくるりと180度回転し、タブレットのようにも使えるLenovo ThinkPad Twist
Lenovoさんよりお借りすることができたので、実際に試用させて頂きました。

Lenovo ThinkPad Twist

初期導入済OS Windows 8 (64bit)
プロセッサー インテル® Core™ i7-3537U プロセッサー
12.5型マルチ・タッチパネル(5点)HD IPS (1366 x 768) 、ゴリラガラス、LEDバックライト
約1.58kg

筐体・デザイン

初めて手にする Ultra Book
薄くておしゃれでした。

暑さを比較してみると下の写真のような感じ
左 iPhon4 9.3mm, 中央 ThinkPad Twist 20.4mm , 右 ThinkPad Edge E430C 28.53mm
ThinkPad Twist

大きさはこんな感じ
左 iPhon4 115.2mm x 58.6 mm, 中央 ThinkPad Twist 313mm x 236mm , 右 ThinkPad Edge E430C 339mm x 234mm
ThinkPad Twist

ただ、重量に関しては見た目の薄さ大きさよりはずっしりとした重みを感じます。
いわゆる、タブレットを片手で軽々持つ、という感覚ではありません。
カタログ上では、先日購入した 14インチの ThinkPad Edge E430C とほぼ同等の重さでしたが、却って このLenovo ThinkPad Twistの方が重く感じられます。
素材自体の質量と見た目のギャップによるものかと思います。

逆にディスプレイに関しては大きく実際のインチ数より大きく感じました。
上掲の写真での外形の差ほどの大きさの違いが感じられませんでした。

この、Twistという形状を見て一番気がかりだったことの一つが回転部分の作りに関してでした。
薄くてしかも回転させる、ということで、壊れやすいのではないかと懸念していました。
しかし、ディスプレイを回転させる時も特別気をつかうことなく、スムーズに回転でき、しっかりとしていました。
力加減を知らない子どもが面白がって回転させて遊ぶ、となると心配ではありますが、普通に利用している分には十分な強度だと納得。
ThinkPad Twist

タブレットの代替ではなくWindows8というOSの特徴を引き出す「タブレットパソコン」、

今回、このLenovo ThinkPad Twistを使ってみて痛切に感じたことは、Windows 8というOS、メトロUIというものは、このように、タブレットという形態でつかわれてこそ真価が発揮される、ということでした。

逆に言うと、従来のパソコン、しかもタッチパネル非搭載の通常のパソコンではそのメリットを享受できない、という感じがします。

OSの問題になりますが、無理に メトロUIを利用させようとせず、従来のUIと切り替えて利用できるような作りにして欲しかった、と、これはマイクロソフトさんへのお願いになりますが、そんな気がしています。

Windows8はタブレット端末で真価を発揮できるとはいえ、iPadなどのタブレットとはちがい、やはりWindows、パソコンのOSです。
高機能、多機能ではありますが、シンプルな、だれでも使いこなせる、という感じではなく、やはり従来のパソコンのOSという側面が隠れている気がします。
ちょうど、Windowsが出始めの頃、MS Dosの名残が残っていて、Mac OS のグラフィカル・ユーザー・インターフェースとはやはり違うなぁ、といった感触と似ているような気がします。

話しをもどして…
このLenovo ThinkPad Twistは、タブレット端末としても使える、というスタンスではなく、Windows8 のメトロUIを十分に活用できるタブレット形状にもなる、タッチパネルで利用がスムーズに行えるノートパソコン、あくまでもパソコンである、と言えます。

Core i7 搭載のハイスペックなマシンなので、画面をくるんと回転させなければ、通常の従来通りのノートパソコンとして十分すぎるほど利用可能。
通常の利用、普通のノートパソコンと同様です。
ThinkPad Twist

そして、画面を回転させてタブレット形態にすればタッチパネルを利用してWindows8の真価を発揮できる。
ThinkPad Twist
但し、片手で軽々もつというわけにはいきません。
ThinkPad Twist

Windows8を利用するには、単にタッチパネルディスプレイを搭載した従来型ノートパソコンよりも、このTwistスタイルが一番適しているのではないかと感じました。

予算的なこともありますが、この Lenovo ThinkPad Twist は、Windows XPからの買い替えを検討している方には一押しの製品と言えます。
ThinkPad Edgeシリーズなどと比べると高価にはなりますが、昔と比べたらそれほどの金額ではないですね。

私は Lenovo ThinkPad Edge E430c でなぜ、Windows8にしてしまったか、と若干後悔しています。
もし、Edgeシリーズなど、タッチパネル非搭載のノートパソコンを検討されているのなら、Windows7の方がよい、というかWindows8にする必然性はないと思います。
ただ、それも使ってみたからこそわかることですけどね。

追記:キーボードについて

Lenovo ThinkPad Twistのキーボードも私が購入したLenovo ThinkPad Edge E430cと同様のレノボ特有の仕様になっています。

  • ファンクションキー(F1~F12)が通常の仕様とは違う
  • プリントスクリーン(Print Screen, PrtSc)キーの位置が違う
  • ニューメリックロック、ナンバーロック(NumLock)が無い

ThinkPad Twist

特に困るのがファンクションキー(Fnキー)です。

日本語入力での [F7]全角カタカナ変換~[F10]半角英数変換、Excelでは[F2]編集、[F5]ジャンプ、などなど、少なくとも私は使わない日はないキー。
おそらく多くの日本人にはなくてはならないキーです。
それが、いちいち左下角の[Fn]を押しながらファンクションキーを押さないといけなくなっています。

Lenovo ThinkPad Edge E430c では、[Fn]キーの長押し(キーボードのプロパティ)で従来の仕様に戻せるようになっていました。

しかし、お借りしたLenovo ThinkPad Twistでは、[Fn]キーの長押しでの変更ができませんでした。

お借りしたマシンのBIOS触るもの気が重かったのですが試してみるとLenovo ThinkPad Edge E430cと同じでした。

[Fn]キー長押しでの変更は、もしかしたら、レノボさんのソフトウェアアップデートなどで可能になる機能なのかも知れないのですが…

BIOSでの変更方法は下記の記事を参考にしてください。

なお、このキーボードの仕様は、アメリカなどではファンクションキーの使用頻度が少ないため、ユーザーの利便を考えて変更されたようです。
下記のWebサイトの記事が参考になります。

Macbookのキーボードも同様なのはそういう理由からなのでしょうね。

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