こんにちは。
@OfficeTAKUです。
あらためて、あけましたのでおめでとうございます。
実は年末12月30日の夜から体調を崩し、本調子にならぬままだらだらとここまで来てしまいました。
なんとか戻りつつありますが、もう一息。
なんせ、あれだけ飲んでいたコーヒーも、ビールも、進んで飲みたくならないのです。
コーヒーはようやく飲めるようになりましたが、休日ですらまだビールは飲んでいません。
2015年の初ビールが完全復活の日となりましょう。
今日も今日とて記事を書くつもりがそこまで至らず。
と、いうことでこの正月に読んだおすすめの一冊をご紹介。
Kindle版(とっぴんぱらりの風太郎(Kindle版))も出ていますが、もう少し安くなればうれしいなぁ。
どことなくユーモラスなタイトルとも、またこれまでの著者の作品のテイストとも違い、壮絶かつ凄惨な物語。私が読み始めた時に、既に読んでいた娘は「怖い」と話していたが、読み進めていくうちにその言葉が実感できた。
しかし、戦世とはこうしたもの。文字上だけでこれだけの怖ろしさを味わうのだから実際の戦場は正気ではいられるはずもないだろう。これからこの国の進む先を思い暗澹たる気分になる。
それはさておき、読むものを物語に引き込む著者の筆はさすが。終盤は特に息つく暇もなく一気に読了。
一流のエンターテイメントではあるが、その問いかけるものは非常に重い。
特に自己犠牲賛美し、国家に忠誠を誓う、無理やり誓わせようとする、今の世にはなおさらである。
プリンセストヨトミに繋がるこの物語、万城目ファンならずとも是非読んで欲しい作品である。
しかし、戦世とはこうしたもの。文字上だけでこれだけの怖ろしさを味わうのだから実際の戦場は正気ではいられるはずもないだろう。これからこの国の進む先を思い暗澹たる気分になる。
それはさておき、読むものを物語に引き込む著者の筆はさすが。終盤は特に息つく暇もなく一気に読了。
一流のエンターテイメントではあるが、その問いかけるものは非常に重い。
特に自己犠牲賛美し、国家に忠誠を誓う、無理やり誓わせようとする、今の世にはなおさらである。
プリンセストヨトミに繋がるこの物語、万城目ファンならずとも是非読んで欲しい作品である。