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こんにちは。
@OfficeTAKUです。
2019年6月15日 土曜日 今日は何の日
今日は「樺美智子さんの命日」
1960年6月15日、日米安全保障条約改定に伴う反対闘争いわゆる「安保闘争」におけるデモの最中、国会南通用門前にて官憲により虐殺されました。
樺美智子さんは、1937年11月8日生まれ、当時22歳で東京大学の学生でした。
この国の未来を憂えて行動した学生や市民の行動を暴挙、暴力として、暴徒と呼ぶのは権力の常。
樺美智子さんの死も「圧死」として発表されていますが、父親である樺俊雄さんの証言によると明らかに暴力を振るわれた上での死亡、虐殺と言ってもよいものです。
残念なことにこの事件ののち、新聞社は「暴力を排し議会主義を守れ」という「7社共同宣言」を発表し、自ら権力の下に入ることになります。
日本版ウィキペディアでは、樺美智子さんの項も、安保闘争の項も、右派言論人や右派雑誌の文章を引用するなど、正確な記述はなされていません。
もし、若い方で安保闘争について調べるのであれば、当事者の著作などの当時の記録にあたってください。
そして、肝心なのは今。
See page for author [Public domain], via Wikimedia Commons
閑話休題、本日のKindle日替わりセール3冊のご紹介です。
Kindleって何?って言う方は下記の記事をお先に読んでみて下さいね。
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6月15日「樺美智子さんの命日」の電子書籍 Amazon Kindle日替わりセール
2019年6月15日 土曜日 の Kindle日替わりセール 3冊です。
新井 紀子『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』 Kindle版
新井 紀子『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』 Kindle版
古寺谷雉『項羽と劉邦、あと田中【電子版特典付】 (PASH! ブックス)』 Kindle版
古寺谷雉『項羽と劉邦、あと田中【電子版特典付】 (PASH! ブックス)』 Kindle版
有馬 哲夫『児玉誉士夫 巨魁の昭和史』 Kindle版
60年安保 関連 Kindle本
残念ながら、まともな60年安保闘争時の記録、書籍は電子化されておらず。
右派論客・右派雑誌の書籍は電子化されているので、このあたりにも今の日本の現状は反映されているのかと悲しい気持ちになります。
文部省『民主主義 (角川ソフィア文庫) 』 Kindle版
民主主義というものを真摯に考えていたこんな時代もあったのです。
いまの総理や政府関係者にぜひ読んでもらいたい。
渡辺 眸『フォトドキュメント東大全共闘1968‐1969 (角川ソフィア文庫)』 Kindle版
60年安保闘争から10年後 70年の安保改定、そして大学の自治とはを問いかけた全共闘運動。
高野悦子は京都で自死し、山村政明は燃え尽きる、そんな時代の記録。
渡辺 眸『フォトドキュメント東大全共闘1968‐1969 (角川ソフィア文庫)』 Kindle版 Kindle版
OfficeTAKUチョイス
樺美智子さん関連の書籍をチョイス。
樺美智子『復刻 人しれず微笑まん―樺美智子遺稿集』 単行本
樺美智子さんの遺稿集『人知れず微笑まん』
なんど繰り返し読んだことか。
馴染みのある三一新書版ではなく手に入れやすい復刻版
日高六郎『1960年5月19日 (岩波新書 青版 395)』
社会学者であり行動する知識人として私たちのよき道標でもあった 日高六郎さんによる60年安保の記録。
日高六郎『1960年5月19日 (岩波新書 青版 395)』
奥浩平『青春の墓標―ある学生活動家の愛と死 (文春文庫)』 Amazon Prime Video
真摯な生のその姿勢は今でも思い返されるべき。
奥浩平『青春の墓標―ある学生活動家の愛と死 (文春文庫)』 Amazon Prime Video
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