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7月27日 「政治を考える日」の 関連書籍と Amazon Kindle日替わりセール

Kindle Daily Sale 27 電子書籍

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こんにちは。
@OfficeTAKUです。

7月27日 今日は何の日

今日は「政治を考える日」
1976年(昭和51年)7月27日、田中角栄前総理がロッキード事件に関わり逮捕さました。
後に、受託収賄と外為法違反容疑で起訴されました。

田中角栄が首相になった当時「平民宰相」と田中を褒め称える報道が圧倒的。
大卒ではなく、高等小学校卒という学歴
薩長などではなく、新潟県の小さな村の出身であること
ようするに、学閥も地域閥もなく一国の総理まで上りつめたのです。
極貧の中、勉学と努力を重ねてのことです。

私も新潟県で育ったため、田中角栄首相誕生の瞬間をテレビで目にしていました。
当時、小学校6年生。教室には扉付き取り付け棚に入ったテレビ、おそらく14インチくらいでしょう、が1台設置されていました。
そのテレビで、休憩時間だったのでしょう、全員で着席してではなく、担任のS先生と何人か立った状態で、国会での投票の様子を見守っていました。
福田赳夫を破り、田中角栄首相が誕生した時、担任のS先生の目に涙が光っていることに、私は気づきました。
悪いことすると、私達はグリグリといっっていましたが、両手の拳で生徒のこめかみをグリグリと締め付ける先生。
真面目で実直、でも生徒たちを愛してくれていることが伝わる先生でしたので、今なら体罰で問題になるかもしれないグリグリも、心の痛みにはならず、懐かしい思い出になっています。
そんな、先生が涙を浮かべている、雪に耐え厳しい冬を、厳しい自然環境の中、生きてきた新潟県人にとっては、涙するほどの出来事なのだ、とその時感じました。
その時の先生の涙のことは、他の級友たちにも一言も話したことはなく、おそらく気づいていたのは私一人だったはずです。

当時、長岡に兄がいたため、長岡から糸魚川を行き来する機会がありました。
田舎の辺鄙なところに立派な道路が通り、「これは田中道路なんだ」と兄が教えてくれました。
でもそうでなければ、不便で仕方のないことなので。

そんなこともあり、この「政治を考える日」とされることになった逮捕劇、これは高校生の時、そしてその後の田中角栄に関する報道や評価の変貌など、は複雑な思いでみてきました。
もちろん、私の信条・政治的思潮は、田中角栄とは相容れない部分の方が多いのです。しかし、同じ地域に暮らすものとして、理不尽な政治の世界における地域格差、学閥格差を感じると、同情的になってしまいます。
一時は卒論のテーマを、田中角栄に関する報道の変遷について、にしようかと思ったほど。結局、情報公開法についてにしましたが。

この記事を書くためにいろいろと読んでみると、やはりアメリカ絡みの随分と偏った捜査であり、真実が明らかにされたわけではないのだと、感じざるを得ません。

実は人間生きていく上では、というか、生活は、政治的なものでしかありません。
政治について真剣に考えず、いまのような選択をしているとこの国はとんでもないことになります。

今回の選挙結果も踏まえ、もう少し政治について考えてみることが必要。
そうした意味でこの7月27日「政治を考える日」は、よいきっかけになる日だと思います。

Tanaka and Nixon 1973 (copy)
White House Photo Office [Public domain], via Wikimedia Commons

7月27日 「政治を考える日」 関連 書籍・ビデオ

政治を考える上で参考になる書籍をピックアップ。

ロッキード事件 関連書籍を Kidle で読む

望月衣塑子『新聞記者』 (角川新書) Kindle版


今の政治、報道を考える上で参考になる著書。
活字を読むのが苦手、という方は、映画『新聞記者』を今すぐみに行きましょう。


望月衣塑子『新聞記者』 (角川新書) Kindle版

筑紫哲也 『若き友人たちへ――筑紫哲也ラスト・メッセージ』 (集英社新書) Kindle版


1935年(昭和10年)大分県日田市出身。朝日新聞記者として沖縄、ニューヨーク特派員、その後「朝日ジャーナル」編集長、テレビでのキャスター、コメンテーター、「筑紫哲也 NEWS23」メインキャスター、「週刊金曜日」編集委員、など努めたジャーナリスト。
2008年11月7日 肺がんのために死去。
この著書は、早稲田大学と立命館大学で主に大学院生に向けた講座の講義録を元にまとめられたもの。


筑紫哲也 『若き友人たちへ――筑紫哲也ラスト・メッセージ』 (集英社新書) Kindle版

田原総一朗 『大宰相 田中角栄 ロッキード裁判は無罪だった』 (講談社+α文庫) Kindle版


田中角栄に関する書籍は数多くでています。
まず、思い浮かぶのは、立花隆『田中角栄研究全記録』でしょう。しかし、それだけでは一方的な視点でしかありません。
また別の視点からみつめるにはこうした書籍もぜひ読んでおきたいもの。
しかし、石原慎太郎の推薦帯があるとなんだかなぁ、とは思いますが。


田原総一朗 『大宰相 田中角栄 ロッキード裁判は無罪だった』 (講談社+α文庫) Kindle版

7月27日「政治を考える日」の電子書籍 Amazon Kindle日替わりセール

閑話休題、本日のKindle日替わりセール3冊のご紹介です。
Kindleって何?って言う方は下記の記事をお先に読んでみて下さいね。
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2019年7月27日 土曜日 の Kindle日替わりセール 3冊です。

文藝春秋・編『東西ミステリーベスト100』 Kindle版



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伊藤洋志『小商いのはじめかた 身の丈にあった小さな商いを自分ではじめるための本』 Kindle版



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池田貴将『図解 モチベーション大百科』 Kindle版



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