8月2日「金銀の日」の関連書籍と Amazon Kindle日替わりセール

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こんにちは。
@OfficeTAKUです。

8月2日今日は何の日

今日は「金銀の日」
１９２８年8月2日、アムステルダムオリンピックで二人の日本の選手がメダルを獲得しました。
陸上男子三段跳び　で、織田幹雄さんが金メダル
陸上女子800m で、人見絹枝さんが銀メダル
を、それぞれ獲得しました。
織田幹雄さんは、日本人初のオリンピック金メダル獲得、人見絹枝さんは日本女性初のメダル獲得、という記念すべき出来事でした。

どうしても日本人初となる織田幹雄さんと、人見絹枝さんにスポットライトがあたってしまいますが、アムステルダムオリンピックでは、他にもメダルを獲得した日本人選手がいます。
金メダル競泳男子200m平泳ぎ鶴田義行
銀メダル　競泳男子800m自由形リレー米山弘、佐田徳平、新井信男、高石勝男　
銅メダル競泳男子100m自由形高石勝男

アムステルダムオリンピックは、1928年5月17日から8月12日までオランダ・アムステルダムで開催された夏季オリンピック。
アムステルダムオリンピックの参加国・地域は46、16競技119種目、計 2,649人が参加しました。

このアムステルダムオリンピックでは、今のオリンピックに通ずる初めての施策がいくつか行われています。

陸上競技と体操で女子選手の参加が認められました。
オリンピックで初めて聖火が灯され、大会中継続して燃やされました。
コカ・コーラが史上初の大会スポンサーになり、コカ・コーラが参加関係者に支給されました。

さて、来年 2020年の東京オリンピックまで1年を切ったと騒がれています。
よりによって蒸し暑い真夏の日本で、アンダーコントロールもされていない中での開催となります。
東京オリンピックの費用は当初の7000億円から3兆円へと膨らんでいます。

ほんとうにこうした状況でオリンピック開催するのでしょうか？

Nationaal Archief [Public domain], via Wikimedia Commons/span>

8月2日「金銀の日」関連書籍・ビデオ

オリンピックに関する、それも、祝祭的ではない書籍をピックアップしました。

オリンピック関連書籍を Kidle で読む

ジュールズボイコフ『オリンピック秘史　120年の覇権と利権 (早川書房)』 Kindle版

オリンピックは汗と涙の感動物語だけではないのです。

ジュールズボイコフ『オリンピック秘史　120年の覇権と利権 (早川書房)』 Kindle版

本間龍『ブラックボランティア』 (角川新書) Kindle版

東京オリンピック問題点は開催時期や経費など多くありますが、その一つがボランティアにあることは間違いありません。
そして、いま、学校現場からも動員の強要をせまられているといった声も聞かれています。よく考えるために読んでおくことが必要だと思われます。

本間龍『ブラックボランティア』 (角川新書) Kindle版

橋本克彦『オリンピックに奪われた命　円谷幸吉３０年目の新証言』（小学館文庫） Kindle版

1964年、東京オリンピックのマラソンで銅メダルに輝き、日本中を熱狂させた円谷幸吉さん。
次のメキシコ五輪開催の年 1968年１月9日に自死します。27歳でした。
子どもの頃、グラフ誌に円谷幸吉さんの手書きの遺書が掲載されていて、ショックを受け、記憶に残っています。

父上様母上様　幸吉は、もうすっかり疲れ切ってしまって走れません。
何卒お許し下さい。
気が休まる事なく御苦労、御心配をお掛け致し申し訳ありません。
幸吉は父母上様の側で暮しとうございました。

東京オリンピック後、付き合っていた女性との婚約を、当時所属していた自衛隊体育学校の上官が認めず、結局破談に追い込まれます。そんな時代、と、未だに言えない体質が今の日本にも残っているのが本当に悲しい現実です。

橋本克彦『オリンピックに奪われた命　円谷幸吉３０年目の新証言』（小学館文庫） Kindle版

『東京オリンピック』 Amazon Prime Video

市川崑監督によるドキュメンタリー映画。私達の世代であれば必ずや目にしたことがあるもの。
それにしても、10月10日体育の日で記憶される開会日。なぜ、2020年はこうなってしまったのか。

『東京オリンピック』 Amazon Prime Video

1964年10月10日から24日まで開催された東京オリンピックの全貌を収めた巨匠・市川崑監督による長編記録映画。望遠レンズを駆使した103台のカメラで、競技の勝負より選手の表情や動作を追い、日本映画史上空前の興行記録を打ち立てた。マラソンのアベベ、円谷、「東洋の魔女」と呼ばれた日本女子バレーチーム、100メートルのヘイズ、81メートル障害の依田、体操のチャスラフスカなどの名選手を捉えた感動の映像は必見。最高のスタッフ、技術により制作された記録映画史に残る傑作。カンヌ映画祭国際批評家賞受賞。