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8月9日 「ムーミンの日」の 関連書籍

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こんにちは。
@OfficeTAKUです。

8月9日 今日は何の日

今日は「長崎原爆忌」でもありますが、「ムーミンの日」でもあります。
2005年ムーミン60周年を機に、作者トーベ・ヤンソンの誕生日8月9日を「ムーミンの日」と定められました。

このトーベ・ヤンソンさんの誕生日がムーミンの日となった経緯は公式サイトに詳しくかかれています。かんたんに要約して紹介すると、
2004年のある日、ムーミンの関係者、その後の話からすると日本の関係者のみなさんだと思います、が集まって来年(2005年)はムーミンの最初の本『小さなトロールと大きな洪水』が発表されて60周年なので、「ムーミンの日」を決めてイベントしましょう、という話しになりました。
ところば、いつをムーミンの日にするか、悩むことになります。

  • ムーミンの誕生日は物語にでてきません。
  • 最初の本の出版日をフィンランドの関係者にたずねても1945年の年末と、はっきりとした日がわからない
  • ムーミンたちも盛大にお祝いする夏至の日は毎年違ってしまう
  • 日本のファンが「ムーミンの日」と言っている6月3日という日本語の語呂合わせではフィンランドの人と一緒にお祝いできない

結局、トーベ・ヤンソンさんの誕生日である8月9日が良いのでは、となり、フィンランドの著作権者も賛同してくれて、8月9日が「ムーミンの日」になりました。
ムーミンの日って? – ムーミン公式サイト

さて、日本の、特にアニメでムーミンと出逢っただけだとわかりませんが、原作を読んでみると、その内容は非常に哲学的なものだということがわかります。
トロール(トロル)は北欧が発祥の妖精・妖怪のような伝承生物。トールキンの『ホビットの冒険』『指輪物語』、J.K.ローリング『ハリー・ポッター』シリーズにも登場します。『となりのトトロ』に登場するトトロも、五月はトロールだと考えたようです。また、モーリス・センダック『かいじゅうたちのいるところ』に描かれた怪獣たちも、北欧のトロールの影響を受けているのではないかと思います。

ムーミンも戦争に抗うななで生まれてきた

トーベ・ヤンソンさんは、10台の頃、学校へ通うために寄宿していたおじさんの家で、夜中に台所でつまみ食いしてたところおじさんに「レンジ台のうしろには、ムーミントロールといういきものがいるぞ。こいつらは首筋に行きを吹きかけるんだ。」と言われ驚いたそうです。
その時の驚きを絵日記に記録していたそうで、その絵をみると、ちょっと恐ろしい、ムーミントロールが描かれています。

トーベ・ヤンソンさんが、ムーミンを書き始めるころ、第二次正解大戦が始まります。

1939年に第二次世界大戦が始まり、フィンランドもソ連の侵攻により否応なく戦争に巻き込まれていきました。戦争に強く反対していたトーベは、15歳からイラストを描いていた政治風刺雑誌「ガルム」に、独裁者たちを痛烈に笑いのめす風刺画を描くようになり、そしてそれに実名で署名することを止めませんでした。いつからかその署名のすぐ横に、あの鼻の長いいきものが顔を覗かせるようになりました。いつでも怒っているか困っているかのそのいきものは、まるで戦争に抗うトーベの分身であるかのようでした。
トーベ・ヤンソンについて – ムーミン公式サイト

単に子どもを楽しませるための寓話ではなく、人間について、人生について、深く考えさせられるのは、そうしたトーベ・ヤンソンさんの生き様も反映されているからでしょう。

もう一度、ムーミンの物語を読み直してみたいと思います。

Tove Jansson 1956
Reino Loppinen [Public domain], via Wikimedia Commons

8月9日 「ムーミンの日」 関連 書籍・ビデオ

アニメでしか知らない方も、ぜひ一度、ムーミンの物語、読んでみて下さい。

ムーミン 関連書籍を Kidle で読む

トーベ・ヤンソン、訳:冨原眞弓『 小さなトロールと大きな洪水』 (講談社文庫) Kindle版


「ムーミン」シリーズの本当の第一作。作者自身があまり復刊したがらなかったらしいです。


トーベ・ヤンソン、訳:冨原眞弓『 小さなトロールと大きな洪水』 (講談社文庫) Kindle版

トーベ・ヤンソン、訳:下村隆一『新装版 ムーミン谷の彗星 (講談社文庫) 』 Kindle版


最近、更に新しい版がでていますが、私にとって馴染み深いのはこちら。価格も安いですからね。


トーベ・ヤンソン、訳:下村隆一『新装版 ムーミン谷の彗星 (講談社文庫) 』 Kindle版

kukkameri(内田さつき 新谷麻佐子)『とっておきのフィンランド 絵本のような町めぐり かわいい、おいしい、幸せ体験』 Kindle版


いつかは訪れてみたいフィンランド。コルバトントリへも行ってみたい。
とりあえずは、この本で我慢。


kukkameri(内田さつき 新谷麻佐子)『とっておきのフィンランド 絵本のような町めぐり かわいい、おいしい、幸せ体験』 Kindle版

映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド(吹替版)』 Amazon Prime Video

一昨年、2017年12月に公開された映画。1978~82年にトーベ・ヤンソン監修の下、フィンランドでテレビシリーズとして製作されたパペットアニメを再編集し、カラー補正などを加えて製作された劇場版の第3弾となる作品。
厳しい冬を迎えるフィンランドの冬の様子が伝わってきます。日本のアニメとは違い、とても味わい深いアニメです。
日本語版の語りは神田沙也加、ムーミン・トロールの声は宮沢りえ。
アマゾン プライム会員特典。


映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド(吹替版)』 Amazon Prime Video

木の葉が舞い落ちる秋。知的好奇心いっぱいのムーミントロールは、友だちのスナフキンと共にムーミン谷にまもなく訪れる冬を感じようと出かけます。そこで知ったのは、まもなくやってくるという「クリスマス」の存在。“クリスマスさん”って誰?どんな人?やがてムーミンが出会う不思議な冬の魔法、驚きの数々、そしてムーミン谷に訪れる最高の夜…。

8月9日「ムーミンの日」の電子書籍 Amazon Kindle日替わりセール

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Kindleって何?って言う方は下記の記事をお先に読んでみて下さいね。
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