8月27日「男はつらいよの日」の関連書籍と Amazon Kindle日替わりセール

[s_ad]

こんにちは。
フーテンみたいな @OfficeTAKUです。

8月27日今日は何の日

今日は「男はつらいよの日」です。
1969年(昭和44年)8月27日、映画『男はつらいよ』（山田洋次監督・渥美清主演）が公開されました。
今日でちょうど50周年となります。

ご存知のように、渥美清さんの主演した『男はつらいよ』シリーズは1995年(平成7年)まで、全48作(渥美清さんが実際に出演したもの)、の大ヒットシリーズとなりました。

映画『男はつらいよ』

映画『男はつらいよ』、監督は山田洋次さん。
主人公の寅さんこと車寅次郎約は渥美清さん。そして、妹さくら役は倍賞千恵子さん、おいちゃん役の下條正巳さん、タコ社長太宰久雄さん、など、脇をかためる芸達者たち。寅さんとの軽妙なやり取りが魅力です。

主人公の寅さんは16歳で父と喧嘩して家を飛び出し、放浪の果にテキヤとなります。
音信不通だった寅さんが、ふらっと妹さくらのいる、おいちゃんとおばちゃんの営む団子やに現れたところから物語が始まります。
旅の途中であった女性（マドンナ）に惚れて、マドンナは寅さんの人柄に信頼を寄せます。
そのマドンナとの恋模様をからめ話しはすすみます。
寅さんはその過程で、周囲の人たちを巻き込んで、騒動をおこします。
結局はその恋はみのらずに終わり、哀しみを抱え、また旅にでる。

そんな形で、お盆と年末に、また、ふらっと、寅さんが団子屋に現れて、騒動を引き起こす。

渥美清さんの話芸の旨さ、人情あふれる寅さんと周囲の人たちのやりとりに、大爆笑し、そして泣き。
そこには国家に強制されたりしない、庶民の、人と人とのふれあいがあり、殺伐とした世情の中では、貴重な存在でした。

1996年8月4日、渥美清さんが亡くなります。肺がんでした。
撮影中の第48作『男はつらいよ寅次郎紅の花』が遺作となりました。

映画『男はつらいよ 50 お帰り寅さん』

渥美清さんの遺作となった第48作の後も『男はつらいよ』は作成されています。

1997年に公開された『寅次郎ハイビスカスの花特別篇』は、甥の満男が寅さんを回想する内容。
過去の作品の渥美清さん演じる寅さんが、CG合成で登場しています。

そして、第1作公開から50周年となる今年 2019年12月27日、新たな『男はつらいよ』が公開されます。

タイトルは『男はつらいよ 50 お帰り寅さん』

山田洋次監督がメガホンをとり、倍賞千恵子さんはじめ前田吟、吉岡秀隆、後藤久美子、夏木マリ、浅丘ルリ子のおなじみにメンバーに、池脇千鶴さんなど新たな出演者も参加します。

小説家になった満男を中心とした現在のストーリーに、過去の作品のの名場面を組み合わせた構成になるようです。

とても楽しみですね。

8月27日「男はつらいよ」関連書籍・ビデオ

『男はつらいよ』もう、このタイトルを語るだけで胸がいっぱいになります。

男はつらいよ関連書籍を Kidle で読む

山田洋次『悪童　小説　寅次郎の告白』 Kindle版

山田洋次監督による、小説版の寅さん。寅さんの衝撃のエピソードが語られているようです。

山田洋次『悪童　小説　寅次郎の告白』 Kindle版

川本三郎『「男はつらいよ」を旅する』（新潮選書) Kindle版

川本三郎さんが、寅さんの旅の足跡を実際に訪ね歩く、シネマ紀行。

川本三郎『「男はつらいよ」を旅する』（新潮選書) Kindle版

矢崎泰久『永六輔の伝言　僕が愛した「芸と反骨」』 (集英社新書) Kindle版

NHKのバラエティ番組『夢であいましょう』で作・構成を努めていた永六輔さん。
出演者には、黒柳徹子さん、渥美清さん、ら。娯楽のすくない当時にあっては、ちょっと大人の雰囲気のする、おしゃれな番組。
眠いのを我慢して観ていた覚えがあります。
永六輔さんが、交わってきた俳優・芸人・歌手たちのことを記した著。
編集は『話の特集』編集長でもあった矢崎泰久さん。この書籍の校了の日に永六輔さんがなくなったとのこと。

矢崎泰久『永六輔の伝言　僕が愛した「芸と反骨」』 (集英社新書) Kindle版

映画『男はつらいよ　ＨＤリマスター版（第１作）』 Amazon Prime Video

映画『男はつらいよ』の記念すべき第一作。
うれしいことに、Amazon プライム会員特典です！

映画『男はつらいよ　ＨＤリマスター版（第１作）』 Amazon Prime Video

中学の時に家出し、テキヤ稼業で全国を渡り歩く寅さんは、たった一人の妹・さくらが柴又のおいちゃん夫婦に世話になっていると聞いて懐かしの故郷へ。さくらの縁談話にひと肌脱ごうと張り切るが、何もかもぶち壊し。いたたまれなく奈良へ旅に出ると、御前様の娘・冬子に声をかけられ一目惚れしてまた柴又へ。帰ると隣りの印刷工場職人・博がさくらと交際させてくれと寅さんに迫る。そして二人の結婚。しかし、寅さんの冬子への想いは叶わぬ夢だった。