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こんにちは。
@OfficeTAKUです。
9月12日 今日は何の日
今日は「ブザンソン国際指揮者コンクールで小澤征爾さんが優勝した日」です。
1959年の今日9月12日、第9回 ブザンソン国際若手指揮者コンクール (Le Concours international de jeunes chefs d’orchestre de Besançon) で優勝を果たします。
今日でちょうど60年です!
私もまだ生まれる前のことです。
いまや国際的指揮者として知らぬ人のいない小澤征爾さん。
情熱的で、しかし穏やかで、まさに巨匠、マエストロと呼ぶにふさわしい小澤征爾さん。
しかし、若い頃は、けっこう無軌道なこともやっています。
渡欧費用を調達するためスポンサーを自ら見つけ、そのスポンサーのスクーターとともにヨーロッパを走り回る、そんなスタートを切っているのです。
そのあたりの経緯は小澤征爾さんの著書『ボクの音楽武者修行』に詳しく書かれています。
残念ながらKidleにはなっていませんが紙の本は手に入りますので未読の方はぜひご一読を。
小澤征爾さん、今年はセイジ・オザワ 松本フェスティバル(旧 サイトウ・キネン・フェスティバル)に合わせて松本入り。
元気な姿を見せてくれています。
無理せず、まだまだ、ご活躍を期待していものです。
The day before, Director #SeijiOzawa paid a visit to the rehearsal and finally was able to meet SKO members in Matsumoto.
Maestro and he said "Something about this orchestra is very special".
Thank you all for coming to the 2019OMF. We are looking forward to seeing you in 2020! pic.twitter.com/qH6wYPPQmK— セイジ・オザワ 松本フェスティバルOMF (@Ozawa_Festival) 2019年9月7日
ブザンソン国際コンクール
ブザンソン国際コンクール (Concours international de jeunes chefs d’orchestre)は1951年に始まりました。
1948年に始まったブザンソン国際音楽祭 (Festival de musique de Besançon Franche-Comté) の一環として開催されています。
指揮部門と作曲部門(現在 無期限休会中)があります。
1951年に小澤征爾さんが優勝したあとも、日本人の指揮者も多く優勝しています。
1982年 (第32回): 松尾葉子
1989年 (第39回): 佐渡裕
1990年 (第40回): 沼尻竜典
1993年 (第43回): 曽我大介
1995年 (第44回): 阪哲朗
2001年 (第47回): 下野竜也
2009年 (第51回): 山田和樹
2011年 (第52回): 垣内悠希
さすがに知っている名前ばかりが並んでいます。
小澤征爾さんについで2人めの日本人優勝者となった松尾葉子さんは、女性として初優勝。現在も国内外で指揮、後進の指導、ジュニアオーケストラの指導とご活躍中。
佐渡裕さんを始め、それ以降受賞のみなさんも、国内外で活躍中。
また、作曲部門では、1998年に 江村哲二さん が優勝されています。
9月12日 「ブザンソン国際指揮者コンクールで小澤征爾さんが優勝した日」 関連 書籍・ビデオ
小澤征爾さんが若くして海外へ飛び出し、その実力を発揮したことが、その後の日本のクラシック音楽界にとってはとてもラッキーなことだったように思います。
沢木耕太郎『若き実力者たち』 Kindle版
ルポライター 沢木耕太郎による、
「小沢征爾、市川海老蔵(のち十二代目團十郎)、唐十郎、山田洋次、尾崎将司……。1970年前後に華々しく登場し、常に時代を騒がせ、リードし続けた12人の若きヒーローたち。」の物語。
若き日の小澤征爾さんの姿をここからも読み取れるかもしれません。
宮崎隆男『「マエストロ、時間です」~サントリーホール ステージマネージャー物語~』 Kindle版
サントリーホールのステージマネージャーである宮崎隆男さんによる、舞台裏のマエストロたちの素顔をしることのできるエッセイ。
宮崎隆男『「マエストロ、時間です」~サントリーホール ステージマネージャー物語~』 Kindle版
ジョン・マウチェリ『指揮者は何を考えているか:解釈、テクニック、舞台裏の闘い』 Kindle版
「指揮棒を持つのと手で指揮をするのとではどう違うのか、ピアニスト出身とヴァイオリニスト出身、作曲家出身の指揮者では、どこが違うのか。そもそも指揮者によって、あるいは同じ指揮者でさえ演奏が変わるのはなぜなのか……。」そんな、疑問に応えれくれる書籍。
著者 ジョン・マウチェリさんはアメリカの指揮者・教育者。
「有名な大指揮者の伝記や指揮法の教本でないものを」という依頼で執筆されたそうです。
ジョン・マウチェリ『指揮者は何を考えているか:解釈、テクニック、舞台裏の闘い』 Kindle版
映画『オーケストラの少女(字幕版)』 Amazon Prime Video
邦画でもマエストロとかオーケストラを描いた映画はあるものの、どれもおすすめ、っていうことはできないので、今日はこの古典的名作。
なんたって、レオポルド・ストコフスキーという大指揮者が出演しているだけでも見る価値はあろうかというもの。
ストコフスキーはディズニー映画『ファンタジア』でも指揮、出演してます。
映画『オーケストラの少女(字幕版)』 Amazon Prime Video
トロンボーン奏者ジョンは、才能があるのに失業中。そんな父を心配したパトリシアはオーケストラを結成、当代最高の指揮者ストコフスキーにタクトを振るってもらおうと思いつくが、彼は気難しいことで有名な男。それでもパトリシアは楽団のために、直談判に挑む…
9月12日「ブザンソン国際指揮者コンクールで小澤征爾さんが優勝した日」の電子書籍 Amazon Kindle日替わりセール
閑話休題、本日のKindle日替わりセール3冊のご紹介です。
Kindleって何?って言う方は下記の記事をお先に読んでみて下さいね。
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2019年9月12日 木曜日 の Kindle日替わりセール 3冊です。
アダム・カヘン『敵とのコラボレーション――賛同できない人、好きではない人、信頼できない人と協働する方法』 Kindle版
アダム・カヘン『敵とのコラボレーション――賛同できない人、好きではない人、信頼できない人と協働する方法』 Kindle版
近藤 誠『健康診断は受けてはいけない』 (文春新書) Kindle版
近藤 誠『健康診断は受けてはいけない』 (文春新書) Kindle版
山田 野武男『Amazon中国輸入ビジネス成功ガイド』 Kindle版
山田 野武男『Amazon中国輸入ビジネス成功ガイド』 Kindle版
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