Facebookには、友だちや「いいね!」をしたFacebookページをグループ化(コミュニティを作成するグループ機能とは別)できる[リスト]という機能があります。
つきあい上しかたなく上司と友だちになってしまっているが自分の投稿は読まれたくない、とか、近くに住んでいる人にだけ、こんど開催する音楽会の情報を流したい、イベントの招待を送りたい、といった時にとても役にたちます。
リストの一覧を表示
画面左にあるメニューの[リスト]の右端にマウスをポイントして表示される[もっと見る]をクリックします。
リストの種類
リストにはあらかじめ自動で作成されるリストが2種類と自由に作成できるカスタムリストの3種類があります。
既定のリスト(正式名称がわからないので「既定のリスト」としておきます。)
友だちを追加さえすればすぐに利用できるように、あらかじめ自動で必ず作成されてくるリストです。
[親しい友だち]
このリストは、文字通り仲の良い友だち、親友を追加するためのリスト。
ニュースフィードに表示される量が増え、このリストの人が投稿するとお知らせを受け取れるようになります。
[知り合い]
[頻繁に連絡を取り合わなくてもいい友達](友だちではあるがそれほど親しくない人、特に近況を逐一チェックしなくてもよい人)を入れておくリストです。
知り合いリストの人は、ニュースフィードにほとんど表示されなくなります。
投稿の際、公開範囲として[知り合い以外の友だち]という項目があらかじめ用意されているので、簡単にこのリストの人たちを除外して投稿することができます。
[制限]
友達として追加したものの、共有したくない人(上司など)のリスト。
上記の[知り合い]は、相手の投稿が自分のニュースフィードにほとんど表示されなくなるだけなのに対し、こちらは、自分の投稿で、[公開]のものか、あるいは自分(あなた)がその人をタグ付けした投稿しか見ることができなくなる、要するに自分の投稿を読まれないようにする、友だちから半ば除外した状態にできるリストです。
スマートリスト
こちらは自分が登録したプロフィールに応じて自動で作成されるリストです。
出身校、勤務先、家族、所在地などで作成されます。
同じ出身校の同期、同じ勤務先の人、で友だちになっている人は、自動でこのリストに入ってきます。
後から友だちをこのスマートリストに追加することもできますが、たとえば勤務先のリストに友だちを追加すると、相手に<一緒に働いている>旨のメッセージが飛んでいくようです。
友だちが意識的に勤務先を登録していないこともあるかも知れないので、スマートリストへの追加は控え、自動にまかせておいた方がよいのかもしれません。
カスタムリスト
自由に作れるリストです。
友だちやFacebookページをリストを作り分類しておくことで投稿をまとめて読んだり、そのリストを公開範囲として投稿することができます。
このリストは公開されませんので、自分の好きなように作成し、整理、活用することで、よりFacebookの中での情報発信を自由に、効果的にできるとともに、必要な情報を確実に収集する手段になります。
次回は、カスタムリストの作成方法・リストへの追加方法について書きたいと思います。
→ Facebook カスタムリストの作成とリストへの友だちの追加
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