こんにちは。
@OfficeTAKUです。
Excel連番チクルス 第4夜。
今回は、ちょっと変化球。連番は連番なのですが…
何件のデータがあるか、という確認には使えるかも。
目次
ROW関数を利用して削除しても欠番にならない連番を作成する
ROW関数、あるいは COLUMN関数 を利用することで、途中の行や列を削除しても欠番が発生しない連番を作成することができます。
しかし、行や列の位置を示すものなので、ソート(並べ替え)で、データを最初の状態に戻す、というような使い方はできません。
セルの行数を求めることができる ROW関数
ROW関数
書式 ROW([範囲])
*範囲を省略すると、ROW 関数が入力されているセルの行番号が返されます。
上記のように、ROW関数で引数を省略して場合は、そのセルの行数を取得することができます。
通常、連番の開始位置が1行目ということは少ないはずですね。
- ROW関数の結果から、連番開始セルの行番号-1した数値を引くことによって、連番の開始である 1 を求めることができます。
- すなわち、セルB2 から連番を始める場合は、
セルB2 に、 =ROW()-1 と入力します。
セルB2 が、1 になります。
セルB2 を選択し、必要なだけ下方向にコピーします。 - セルC3 なら、=ROW()-2
- このように最初のセルにROW関数を利用して1を求める数式を入力し、あとはその数式をコピーすることで連番が作成できます。
では、確認のため1行削除してみましょう!
右(列)方向に連番を作成するには 列数を求めるCOLUMN関数
COLUMN関数
書式 COLUMN([範囲])
*範囲を省略すると、COLUMN 関数が入力されているセルの列番号が返されます。