こんにちは。
@OfficeTAKUです。
現在、我がオフィスには固定電話を設置しておりません。
ひかり電話でも申し込もうか、とも思っていますが、まだ悩み中。
そこに、こんな依頼が…
「FAXで送信してください」
実母と養母が相次いで(4月と6月)亡くなり、まだ相続手続きに追われています。
そうした中での出来事です。
某市役所へ相続関係の書類を請求していたが、故人との関係性を確認する書類がもう一つ必要との電話。
FAXして下さいとのこと。だけど、手元にFAXなし。
メールにPDF添付はだめですか?と聞いたら、それはだめ。何が違うんだろう?
理解できないんだが…— Office TAKU 笠木 孝則 (@OfficeTAKU) August 24, 2021
いったんは、郵送することも考え、必要な書類を印刷しました。
しかし、なんだか悔しい。
で、念の為にGoogle先生に聞いてみたところ、見つけたのが…
「秒速FAX送信」
以前からオンラインでFAX送信できるサービスはあったと思います。
でも法人利用が前提で、入会費や月額固定料金がかかり、気軽に利用できるものはなかったような記憶がありました。
検索して目についたのがこちらのサービスでした。
FAX送信なら秒速FAX
簡単に特徴をまとめておくと、
「秒速FAX送信」の特徴
この「秒速FAX送信」の運営元は、株式会社Karigo さん。
バーチャルオフィスなどを展開されている企業のようです。
そして、この「秒速FAX送信」は無料グループウェアなども含まれる同社のビジネスサービスポータルサイト「Toones」の中のサービスのひとつです。
「秒速FAX送信」は独立したサイトになっていますが、Toonesアカウントのマイページなど管理機能は「Toones」の中になります。
最初、ちょっとだけ戸惑いました。
利用料金等について
- 無料で登録できるTOONESアカウントが必要
- 初期費用、月額利用料無料
- 料金はA4 1枚10円(利用枚数によって変動あり最低7円〜)
- 料金はToonesポイント(1pt=1円)を購入して利用
- 決済は、銀行振込またはクレジットカード
(クレジットカード利用時はオートチャージ機能もあり)
ただし、ポイント購入については下記のような制限があります。
- 1回の最低購入額は200円(200円以上99,999円以下)
- 1年に1回ログインすればポイントは永続的に利用可能
送信について
- 送信はブラウザまたはメールから可能
- フォーマットはPDF
(Word、Jpegなども可能ではあるが品質保証できないとのこと) - ファイル容量は合計1MB以下、10ページ以内
- 添付ファイルは3つまで
- ScanSnap Application を利用すれば、ScanSnapで読み込み直接メール送信することで、FAX送信可能
ブラウザからFAX送信
今回はブラウザから送信してみました。
送信画面は下記のとおり。
- 送信アドレス
登録時に設定する固有のもの(管理のため複数設定もできるらしい) - 送信者メール
- FAX送信先
直接入力、あらかじめ電話帳に登録した宛先から入力可能 - 本文
ここに入力したものが、1枚めに送信状のような感じで追加されます。
こちらももちろん1枚として料金がかかります。 - 送信予約
即時配信か、予約配信を選択できます - ファイル添付
1ファイル上限1Mbです。
送信してみて気づいたこと
普段、Webサービスを利用している方でしたら、登録も利用も特に難しいことはありません。
このサービスの謳い文句通り、登録から送信まで数分でできてしまいます。
送信された状態やデータの削除は送信履歴画面で
送信完了すると送信完了画面が表示されます。
送信履歴画面へ行くと、
- データの削除
- 送信文書の内容確認([PDF]ボタンをクリック)
ができます。
送信状は別作成してファイル添付した方がよい
上記のとおり、「本文」に書いたものが1枚めになります。
文字装飾などはできません。
実際に出力されたものが下図のとおり。
きちんとした送信状が必要な場合は別に作成してPDFファイルで最初に添付した方がよさそうです。
料金の確認は[ポイント利用履歴]画面で
今回の上記の送信画面に表示した送信は、上記の本文とPDF1枚で20円でした。
ポイント利用履歴画面で利用状況を確認できます。
まとめ
以上、オンラインFAX送信サービス「秒速FAX送信」を利用してみての感想でした。
手軽に利用できて、価格的にも納得のいくおすすめできるサービスです。
個人的にはFAX送信が必要になる機会は滅多にありません。
FAX自体もう間もなく消えていくものだと思っています。
いくらこの日本でも、鳴り物入りでデジタル庁なんてものができたのですから…
それまでは、この「秒速FAX送信」で凌いでいこうと思います。