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【Excel】RANDBETWEEN関数の使い方と注意点

Excel

こんにちは。
@OfficeTAKU です。

MOS Excel 365 一般レベル で出題範囲に追加された RANDBETWEEN関数 についてです。

MOS Excel 365 一般レベルで出題されるその他の関数については下記の記事をご参照下さい。

RANDBETWEEN関数

RANDBETWEEN関数 は、指定した数値の範囲内でランダムな値を発生させることができる関数です。

新しい関数ではなく以前からある関数です。Excel 2003 以前は分析ツールアドインをオンにしないと使用できませんでした。

まず、書式と各引数につい説明します。

RANDBETWEEN関数の書式

=RANDBETWEEN(最小値, 最大値)

各引数について
  • 最小値 : 必ず指定します。 乱数の最小値を整数で指定します。
  • 最大値:必ず指定します。 乱数の最大値を整数で指定します。

RANDBETWEEN関数で1から3までの乱数を発生させる

FOM出版『MOS Excel 365 対策テキスト&問題集』のレッスンで取り上げられているのと同様な例でためしてみましょう。
干支の12匹の動物たちを3クラスに分けるために、1から3までの乱数を発生させてみましょう。

RANDBETWEEN関数(最小値 1,最大値 3)
  • 1
    セル C2 に =RANDBETWEEN(1,3)と数式を入力し、[Enter]キーを押します。
  • 2
    1から3の範囲内で数値が生成されます。
  • 3
    C2の数式をセルC12までコピーします。
    フィルハンドルをドラッグしてコピーし終わると、更新されC2に生成された値が変化します。

指定した範囲ないでランダムな数値が発生されますが、それぞれの数字が均等に同じ数だけ発生される分けではありません。
今回の場合は、1、2、3 がそれぞれ4つずつ発生してほしいのですが、1が6つもでてきています。

[F9]キーを押すことで再計算が実行され、数値が変化します。

RANDBETWEEN関数が便利な例

上記のようにクラス分けなどでは、もう一工夫しないと、実用的ではありません。
ダミーデータを作成するときに数量などをランダム発生させると便利です。

下図の表の数量を、5から60まで、の数値が生成されるようにしてみます。

RANDBETWEEN関数(最小値 5,最大値 60)
  • 1
    セル D2 に =RANDBETWEEN(5,60) と数式を入力し、[Enter]キーを押します。
  • 2
    5から60の範囲の値が生成されました。
  • 3
    セル D2の数式をD8までコピーします。
    それぞれ、ランダムに数値が生成されました。

RANDBETWEEN関数の注意点

RANDBETWEEN関数は簡単に指定した範囲内で整数の値を発生させてくれる関数です。

  • 発生される数値は重複したり偏ることがある
  • 再計算される度に値が変化する
  • 一度発生させた値を変化させたくない場合は、値として貼り付ける

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