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【MOS】Excel 365 一般レベル 試験に出題される関数一覧

Microsoft Office Specialist


こんにちは。
@OfficeTAKUです。

Microsoft Office Specialist(MOS モス) は、その名の通り、WordやExcel、PowerPoint など、一般的に利用されることの多い マイクロソフト オフィス のスキルを証明するための資格です。

今回は、MOS Excel 365 一般レベル で出題される関数についてです。

MOS Excel 2019 一般レベル で出題される関数については下記の記事をご参照ください。

MOS Excel 2016 で出題される関数一覧は下記の記事をご参照ください。

Excel 365 一般レベル 出題範囲 に掲載されている関数は16種類

オデッセイ株式会社によるMOS公式サイトの出題範囲に記載されている関数が含まれている項目を抜き出してみます。

セルやセル範囲のデータの管理

シートのデータを操作する

RANDBETWEEN() 関数と SEQUENCE() 関数を使用して数値データを生成する

数式や関数を使用した演算の実行

データを計算する、加工する

AVERAGE()、MAX()、MIN()、SUM() 関数を使用して計算を行う
COUNT()、COUNTA()、COUNTBLANK() 関数を使用してセルの数を数える
IF() 関数を使用して条件付きの計算を実行する
SORT() 関数を使用してデータを並べ替える
UNIQUE() 関数を使用して一意の値を返す

文字列を変更する、書式設定する

RIGHT()、LEFT()、MID() 関数を使用して文字の書式を設定する
UPPER()、LOWER()、LEN() 関数を使用して文字の書式を設定する
CONCAT()、TEXT JOIN() 関数を使用して文字の書式を設定する

https://mos.odyssey-com.co.jp/outline/excel365.html

以上、20種類の関数が記載されています。
ただ、この出題範囲の冒頭には下記のような注意書きがあります。

※ 出題範囲は以下の操作や機能を含みますが、これらに限定されるものではありません。

Excel 2019 一般レベル との比較

365では、新しく追加された関数があります

Excel 365 一般レベルで新しく加わった関数
  • RANDBETWEEN 関数
  • SEQUENCE 関数 *
  • SORT 関数 *
  • UNIQUE 関数 *

* の SEQUENCE関数・SORT関数・UNIQUE関数 は Excel365で追加された関数です。以前のバージョンでは利用できません。(2024/08/09 Excel 2019 バージョン 2407にて確認)

FOM MOS Excel 365 対策テキストに掲載されている関数は20種類

MOS365の対策テキストは現在、FOM出版、日経BP社、技術評論社 から発売されています。

ここでは、FOM出版のテキスト『よくわかるマスター Microsoft Office Specialist Microsoft Excel 365 Expert 対策テキスト&問題集』に掲載されている関数を一覧にしました。

項目のうち「頁」は初出のページ、「M1〜M5」は模擬試験プログラムの問題1〜5を表しています。項目内の「P」はプロジェクト、ハイフン後の数字は何番目のタスクかを表しています。

No.関数/機能名分類ページ模擬試験1模擬試験2模擬試験3模擬試験4模擬試験5
1AVERAGE統計180,182P1-6P5-4
2CONCAT文字列操作199,200P4-5P3-1
3COUNTA統計185P1-2P3-3
4COUNTBLANK統計185,186P5-4
5COUNT統計185,186P4-4
6IF論理187P6-2
7LEFT文字列操作193,194P1-3
8LEN文字列操作196,198
9LOWER文字列操作196,197P5-5
10MAX統計180,183P3-4
11MID文字列操作194,195
12MIN統計180,184P1-6P2-3
13RANDBETWEEN数学/三角96
14RIGHT文字列操作193,195
15SEQUENCE数学/三角96,97P5-3
16SORT検索/行列189,190P3-5
17SUM数学/三角180,181P4-1
18TEXTJOIN文字列操作199,200P1-1
19UNIQUE検索/行列191,192P6-4
20UPPER文字列操作196,197P3-2

※上記の表はWordPress プラグイン「TablePress」を利用して作成しました。

こんな場合はこの関数、と覚えるまで繰り返す

取り上げられている関数はどれも基本的なもの。
「関数」というだけで拒否反応を示す場合もあるかもしれませんが、ここで取り上げられた関数は、問題を繰り返してこなせば、必ずできるようになります。
関数の基本も身につきますのでぜひチャレンジしてみてください。

まとめ

Excel 365 では、「スピル」という配列数式の機能が加わり、SEQUENCE 関数などの配列を扱う関数が加わりました。配列、なんとなくややこしく感じるかもしれませんが、関数を利用して数式を作成できればそれで問題ありませんので、繰り返し練習して慣れていきましょう。

模擬問題を繰り返すとともに、取り上げられている関数を繰り返し利用して、引数のとりかたを身に付けるようにすると良いでしょう。

関数以外の変更点:コメントはメモに、コメントは機能アップ

Excel 2019と365の大きな機能の違いとしては、「コメント」の仕様が変更されました。

従来の「コメント」と同様の機能は「メモ」という名称に。
「コメント」は複数のユーザーでやりとりできる、スレッド形式になりました。

MOSの学習方法

MOSは独学でも十分合格可能。
テキストの本編(学習部分)を最低3回、模擬試験を5回くらい繰り返
し、操作を体に染み込ませれば必ず合格できます。

学習方法の詳細は下記の記事を参考にしてください。

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