こんにちは。
詩心・歌心のない @OfficeTAKUです。
短歌・俳句 というと日本の伝統文芸、デジタルとは遠い存在のように思えますが、以前紹介したようにネットプリントを利用ての自費出版?作品発表?も盛んに行われていたり、Twitterなどを利用しての投稿、歌会・句会などのような試みも行われたり、デジタルな世界との親和性も高かったりします。
角川書店の発行する雑誌『短歌』、雑誌『俳句』の両誌が来年2014年1月号から電子書籍での発売が決定。
それを記念して直近の12月号が無料配信されている、と我が家の歌詠みが教えてくれました。
雑誌『短歌 25年12月号』電子書籍ストア BOOK☆WALKER で無料配信
電子書籍はKindleやKoboといった専用の端末がなくとも、iPhone、iPadに専用のビューアーアプリをインストールすると読むことができます。
ただ、電子書籍の出版元・販売元にあったビューアーアプリが必要となります。
雑誌『短歌』、『俳句』は角川書店の出版。
ゆえに角川書店が中心となっているBOOK☆WALKER のアプリが必要になります。
詳細は、 BOOK☆WALKERの下記のページを参照
・はじめてのお客様│電子書籍ストア – BOOK☆WALKER
無料配信されている雑誌『短歌』25年12月号をさっそくダウンロードして読んでみました。
あの雑誌が普段手にしているiPhone一つで読めてしまうのは非常に便利。
場所もとりません。
「短歌の未来と電子書籍」といった特集も組まれていて、歌人の小島ゆかりさんの体験レポートで詳しくこの電子書籍の使い方・読み方が解説されています。
ただ、残念なのは固定レイアウト方式(ひとつのページが1枚の写真のような形式になっている)のため、テキストを選択して辞書を引く、あるいは、コピーして抜粋する、などができないことです。
短歌などを読んでいると普段目にしない語句、表現に出くわしますので、できれば辞書と連携してすぐに意味を引けるようになるといいのですが…
画面は拡大もでき、拡大したからといって文字が荒れることはありませんので、私のように老眼でも心配なく読めます。
その点は紙よりもよいですね。
ただし、iPhoneの画面サイズだと読み進めるためには画面を上下左右に移動させていかなければなりません。
以前にも書いていますが、電子書籍も読みたい、というシニアの方はiPadなどのタブレット端末を利用したほうがよいでしょう。
とにかく、無料で短歌・俳句の雑誌丸々一冊読めてしまいますので、ぜひ楽しんでみて下さい。