こんにちは。
@OfficeTAKUです。
Windows で、主にファイルのバックアップ用として利用していた古い外付けハードディスク(IO DATA HDPF-UT500K 2014/7/16生産終了)をMacBook Proに接続してみました。
ちゃんとマウントされ、デスクトップに表示されてきました。
中を開くとフォルダも表示され、保存されているExcelファイルも問題なく開くことができました。
しかし、上書き保存も、名前を変えての新規保存もできません。
さらに、中身を全部削除しようとしましたが、コンテキストメニューには削除する、という項目がありません。
ファイルメニューの[ごみ箱に入れる]はグレーアウトして、削除することができません。
現在の環境は下記の通り
・mac OS High Sierra 10.13.4
・MacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 ports )
原因はフォーマットの問題
原因は、フォーマットが、Windowsで使われている NTFS形式 だったためです。
Windows では、読み書きできますが、Macでは参照しかできないのです。
この、フォーマットの形式はいくつもあるのですが、とりあえず、下記の3つくらい知っていればよいかと思います。
- Macでしか使えないもの……Mac OS拡張(ジャーナリング)
- Windowsでしか使えないもの……NTFS
- 両方で使えるもの……exFAT
Macのみ、両方で使えるもの、それぞれまだ種類が別れているのですが、詳細は後で紹介するリンク先のページなどを参照頂いて、現在の現実的な選択としては上記の3つなのかな、と思います。
Macで利用するためには初期化してフォーマットを変更する
Macだけで使うのか、Windowsと両方で使うのか、使用目的に合わせてフォーマットを変更すれば、使えるようになります。
- [LaunchPad]-[その他]-[ディスクユーティリティ]をクリックします
- 開いた[ディスクユーティリティ]ダイアログボックスで外付けハードディスクを選択
- [消去]をクリック
- [フォーマット]の下向き▼ボタンをクリックして目的のフォーマットを選択します
(Macだけなら[Mac OS拡張(ジャーナリング)]、Windowsと両方なら[ExFAT] を選択) - [消去]ボタンをクリックします
- これで中のデータが全部消去され、フォーマットが変更されます。
フォーマットされる場合は自己責任でお願いします。
くれぐれも間違えて、[内蔵]- [MacintoshHD] を消去しないようにしましょう。
フォーマットの形式について詳しくは下記のページなどご参照ください。
→ macOS SierraのためのDisk Utility: 「ディスクユーティリティ」を使用してボリュームを消去する