こんにちは。
@OfficeTAKUです。
Windows 10 の仮想デスクトップ、ようやく本格的に使っています。
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仮想デスクトップ、Macでは以前から便利に使っていたので同じ機能が使えるのは嬉しいところです。
しかし、Mac OS の仮想デスクトップでできて、Windows 10 の仮想デスクトップでできないことがありました。
それがデスクトップごとに違う壁紙を設定することです。
Macでミッションコントロールを表示すると、下の画像のようにそれぞれのデスクトップで設定された壁紙が反映されています。
Windowsでは、どのデスクトップ壁紙を変更しても、その壁紙が全てのデスクトップで表示されています。
仮想デスクトップごとに壁紙を変更する「SylphyHorn」
Windows 10 OS の機能では、仮想デスクトップごとに壁紙を設定するにはマイクロソフト ストアから無料でダウンロードできるユーティリティソフト「SylphyHorn」を利用するのが便利です。
SylphyHornは壁紙の変更だけでなく、仮想デスクトップの利用環境をカスタマイズできるユーティリティです。
SylphyHornの設定画面を開く
- [入手]ボタンからインストール
- インストールが終了したら右上の[起動ボタン]をクリック
- バックグラウンドで起動するので画面上にはあらわれません
タスクバーのインジケータ領域に表示されたアプリケーションの一覧に SylphyHornのアイコンが表示されます
- SylphyHornのアイコンを右クリック、[設定]をクリックします
- [設定]ダイアログボックスが表示されます
壁紙の設定の事前準備
SylphyHornで仮想デスクトップごとに壁紙を変更するには事前の準備が必要です
- 利用する壁紙を入れるフォルダを作成
- 利用する壁紙のファイル名を指定された形式にする
例:1.jpg 2.png … (数字は仮想デスクトップ番号) - 利用できる画像ファイルフォーマットは3種類
JEPG、PNG、BMP
今回は、[ピクチャ]フォルダの中に[仮想デスクトップ用壁紙]という名前のフォルダを作成。
その中に3枚の壁紙用画像を入れ、名前を変更しました。
SylphyHornの設定画面で壁紙の設定をする
- SylphyHornの[設定]ダイアログボックス左のメニュー[背景]をクリックし[デスクトップの背景]画面に切り替えます
- [仮想デスクトップごとに背景を変更する]のチェックボックスをクリックしチェックを入れます
- [参照]ボタンをクリックし、壁紙を入れたフォルダをしてします
- 仮想デスクトップ番号の下に画像が表示されます
- [閉じる]ボタンをクリックし[設定]ダイアログボックスを閉じます
仮想デスクトップが切り替わる毎に壁紙が変更されている
SylphyHorn で 仮想デスクトップごとに壁紙を設定しても、タスクビューを表示してみると、すべてのデスクトップの壁紙は一緒です。
仮想デスクトップごとに壁紙が設定されるのではなく、切り替えのアクションごとに壁紙が切り替わっています。
切り替えるとこんな感じです。
まとめ
以上が Windows 10 のユーティリティソフト SylphyHorn を利用して仮想デスクトップごとに壁紙を設定する方法でした。
デスクトップごとに壁紙を変えなくても別に問題はありませんが、Mac OS では普通にできていたので、Windows 10でも標準でできるのでは、と思っていました。
そこで調べてみたのですが、残念ながら簡単にはできませんでした。
でも、Macと同じように仮想デスクトップごとに壁紙を変更したい、という方は試してみてください。