こんにちは。
@OfficeTAKU です。
さる2023年5月28日(日)、天文宇宙検定3級を受験してきました。
久しぶりの試験で少し緊張しました。試験はコンピューターではなく、マークシート方式。
実は、私が高校3年生の時に、共通一次試験(正式には「大学共通第1次学力試験」)がスタートしました。それが初めてのマークシート試験だったはずです。
受験前にマークシートを塗る練習したものです。
それ以来の鉛筆(今回はシャープペンシルつかいましたが)でマークシートぬりぬりの試験でした。
天文宇宙検定とは
天文宇宙検定とは、一般社団法人 天文宇宙教育振興協会 が主催する天文学や宇宙についての知識を問う検定試験です。
レベル
- 1級 天文宇宙博士
理工系大学で学ぶ程度の天文知識を基本とし、天文関連時事問題や天文関連の教養力を試したい方を対象 - 2級 銀河博士
高校生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天文学の歴史や時事問題等を学びたい方を対象 - 3級 星空博士
中学生で学ぶ程度の天文学知識を基本とし、星座や暦などの教養を身につけたい方を対象 - 4級 星博士ジュニア
小学生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天体観測や宇宙についての基礎的知識を得たい方を対象
出題形式・合格基準・試験時間
マークシート形式(4者択一方式)
- 1級 40問 100点満点中 70点以上で合格
- 2級 60問 100点満点中 70点以上で合格
- 3級 60問 100点満点中 60点以上で合格
- 4級 40問 100点満点中 60点以上で合格
試験時間は各級とも 50分。
受験料
- 1級 6,700円(税込)
- 2級 6,200円(税込)
- 3級 5,000円(税込)
- 4級 4,400円(税込)
- 併願割引
2・3級併願割引 10,000円(税込)
3・4級併願割引 8,460円(税込)
2・3・4級併願割引 14,000円(税込)
- 団体割引(2名以上)
1級 6,700円(税込)
2級 5,760円(税込)
3級 4,650円(税込)
4級 4,000円(税込)
試験会場
試験会場は全国10会場。
石川県にも会場があります。
【小松会場】サイエンスヒルズこまつ ひととものづくり科学館
詳細は天文宇宙検定公式サイトの受験案内をご参照あれ
http://www.astro-test.org/guide/
受験のきっかけ
私、完全文系ですが、空や星を眺めるのが大好きです。
なんせ小学校の5年生だったか6年生だったかのクラブ活動(全員参加の週1回だか放課後にあったもの)では「天文クラブ」でした。部員1人。実際に望遠鏡で星を眺めるとかはなく、もっぱら宇宙の誕生とかの本を読んでいただけですが…
そんな中、我が家に天文学徒が誕生。彼女が高校生の頃に Mitaka を教えてもらって興奮したりしていました。
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今現在の研究内容はちんぷんかんぷんなので、あまり話しにはならないのですが、少しだけ共通の興味がかぶっていて嬉しいものです。
その彼女が数年前、「友だちがYouTube始めたのでみてね」と。
リコットの夕焼け天文部
それ以来、時折拝見しているのが 「リコットの夕焼け天文部」というYouTubeチャンネルです。
最初の頃はたどたどしい感じがしましたが、今はもう板について、立派なYouTuberとなられていて感慨深いものがあります。
今回の受験のきっかけになったのが「リコットの夕焼け天文部」での下記の配信でした。
地球から見える星空も好きなのですが、
- 宇宙に存在する様々な星々や宇宙そのものに興味があること
- そして受験のしやすさ
から、「天文宇宙検定」を受験してみることにしました。
学習方法と学習に利用したもの
今回はパソコンや簿記など今までの経験やスキルとはちょっと離れた分野。
今回、受験した「天文宇宙検定3級」は「中学生で学ぶ程度の天文学知識」とは言え、数学・物理などは大の苦手だったので不安しかありませんでした。
公式テキスト・公式問題集
公式のテキストと問題集が発売されています。年度ごとに更新されますので、受験する場合は最新版がおすすめです。
この公式テキストと公式問題集をしっかりとやればまったく問題なく合格できます。
まず、テキストを数回通読し、惑星や恒星、星座や望遠鏡など、トピックごとにまとめてみると良いと思います。たとえば、惑星でもいろいろな切り口で様々な場面で登場してくるので、自分なりにまとめて関連付けするとよいと思います。
今回はまったく計画通りに進まず、テキストは1回通読し、2回目でまとめはじめましたが、すべて終わらず。試験前日と当日朝に公式問題集を解いて、簡単にノートにまとめただけ。
絶対、不合格間違いない。次の試験に向けてがんばろう!って思っていました。
時間管理・計画管理ツール
とにかく私、時間管理が苦手。計画立ててもその通り進んだことがない、ってタイプです。
それを克服する、まで行かずとも、少しでも改善するために次のようなものを利用しました。
iPhone アプリ「記念日°」
試験日までの残り日数を表示して常に意識しようと入れてみました。とてもシンプルなアプリでよいです。
dretec(ドリテック) インターバルタイマー
少し前から利用しているタイマーです。
勉強時間と休憩時間をセットしておくと、それを繰り返してカウントダウンしてくれます。
私は、勉強 25分、休憩 5分 でセット。
25分終わるとアラームがなり、休憩時間に移行し休憩が終わるとアラームがなります。
そのまま次のセットにはいかず、スタートボタンを押すことで、また繰り返しがはじまります。
購入前は、自動で繰り返してくれないのが不便かと思いましたが、逆に融通が利いて便利です。
いざ試験会場へ・受験当日の感想
私が受験したのは、
【小松会場】サイエンスヒルズこまつ ひととものづくり科学館
小松駅の東口おりてすぐの会場なので、電車で行きました。
時計ありました
注意事項には、試験会場には時計がない会場もあるので腕時計を、とあったので、Apple Watchではまずいだろうと、普通の時計ももっていきました。しかし、会場のスクリーンにでかでかと時計が表示されていたのでなくても大丈夫でした。
受験者は14名ほど
会場には席が1列5名分で3列用意されていました。
最初の列では1人欠席のようで時間が来てもあいたまま。後ろの様子はわからなかったのですが、受験者15名以内。
間違いなく私が最年長だと思われましたが、大人の方もいて少しホッとしました。
問題用紙は持ち帰り可
試験開始とともにまず問題用紙に回答を丸していきました。
わからない問題は飛ばして、あとで考えることにして最後までざっと終えました。
そして、解答用のマークシート用紙にその番号を塗りつぶしていきました。
感触としては、まったく太刀打ちできない問題は、思いの他少なく、もしかしたら、という感じ。
問題用紙にまだ丸つけていない問題を考え、丸をし、そしてマークシート用紙へ。
この時点でも数問残し。
最後まで残っていたものをすべて塗りつぶしたところで、終了数分前でした。
予定通り午後2時に終了。
問題用紙とおみやげ?に用意していただいてあったクリアファイルとパンフレットを頂いて会場でて、終了時間の10分後に発車の電車にのって帰ってきました。
Webサイトに解答速報…結果や如何に!?
翌日、天文宇宙検定公式さいとにて、解答速報が掲載されました。
Twitter での告知をみてアクセスしたところ、なんとサーバーダウンでつながらず。
その後のtweetで代替サーバーにアップされている解答速報をダウンロード。
自己採点をしてみたら… なんとか合格点に達しているようでした。
と、いうことでこの記事を書いています。
正式な結果通知は7月中旬
なんですよ。郵送で届くそうです。楽しみに待ちたいと思います。
多分大丈夫。でも、マークがずれていたりとか、なんかとんでもないミスをしていたらどうしよう。
まとめ
今回は「天文宇宙検定 3級」受験記でした。
宇宙を知ろうとすると、人間の小ささや、いのちのはかなさに思いがいたり、少しは心が広くなるようなきがします。
地球にも、太陽にも寿命があり、いつかは死にます。
それまでは人類も生きていてほしいものですが、いまのこの地球社会のようすでは、まもなく自滅してしまうかもしれません。
そうならないためにも、天文宇宙検定、おすすめです。
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