こんにちは。ぐぐたす(Google+)に行くとついついAKB48メンバーの書き込みを読んでしまい時間を潰してしまう @OfficeTAKU です。
さて、先日、Facebookのアカウントに関して、下記のような、まことしやかなガセネタ、誤情報が駆け巡っておりました。
Twitterでもかなり流通していたようです。
いまでも検索するとその名残がみてとれます。
もしかしたら、未だに信じている方がいらっしゃる化もしれませんので、あらためて記しておきます。
下記の情報は誤りです。ガセネタです!
「上場に向けてFACEBOOKはセキュリティ強化の為、日本語版利用者に対して
1.英語表記を偽名と判断し警告を入れる
2.偽名と思われる名前に対しBAN(アカウントの停止)にする
3.顔写真出ないと判断されたもに対してBANにする
と言う計画を立てているらしく、6月をめどに実行されるそうです。」
私のニュースフィードでも、何人かの方がシェアされたり、「顔写真じゃないと削除されるんでしょ?」という方もいました。
でも、ちょっとよく考えてみて下さい。
まず、「日本語版」ってだけでおかしい。言語なんか簡単に切り替えられる。
それとも発進地で判別?
そうしたら、漢字圏以外の外国の方(漢字名をもっていない方)は日本でFacebookできない。
このグローバルな時代に!
など、ちょっと考えれば疑わしいことはみえみえ。
ただ、自分で検索かけたときSource(情報源)をみつけれられず、Facebook上で情報提供をもとめました、
→ Facebookアカウントに関して下記の…
でも、何の情報も得られずorz
そこで、この情報を転載されていたブログの方に問合せのメールを送ってみました。
後日、「Facebook上の情報をもとに記事を書いた」こと、しかし、「今回調査したところ、誤情報だと確認がとれた」「ご迷惑をおかけしました」とのお返事をいただきました。
再度、検索かけたところ、経緯が判明。
某社のFacebookページで5月9日に発信されたものでした。
今はお詫びが掲載されています。
→ ☆5月9日投稿の記事について2☆…
その情報が、Facebook、Twitter、ブログで拡散していき、私の目にも触れるようになったのです。
もちろん、誤りに気付いて訂正情報を流している方もいますが…
この誤情報を掲載(何故か画像で)されたままのところがあり、未だにShareされ続けています!
と、いうことで、
Shareする前に、確かめよう、自分の頭でよく考えよう。
念のためにいっておくと、実名主義、顔写真、に反対している訳ではないです。
デビット・カークパトリック著「フェイスブック 若き天才の野望」(日経BP社) の冒頭で紹介されている、長らくFacebookでプライバシーの責任者を務めてきた クリス・ケリーの言葉
「友達の連鎖をアイデンティティーの基礎にしたインフラが、最終的にはこのネットワークの安全性の鍵となる」
出典:デビット・カークパトリック著「フェイスブック 若き天才の野望」日経BP社 6p
その通りだと思っています。
ただ、こうした誤情報が広く拡散していくことに危惧を憶えるているだけです。
それと、ビジネス利用で儲けよう、とにかく友だち増やそう、という利用のしかたは本末転倒。
ビジネスに繋がるし、友だちも増えていくけれど、本来の意義を忘れてはいけないですよ。
ザッカーバーグと彼のチームは「同級生、同僚、友だちといった現実世界での知り合いとの交流を深め、スムーズにするためのツールになることを意図してフェイスブックを開発している。」と名言してきた。
出典:デビット・カークパトリック著「フェイスブック 若き天才の野望」日経BP社 4p
と、いうことなんですよ。