こんにちは。
三日月形の太陽に興奮した @OfficeTAKU です。
Wordの授業が続いているので引き続きWordネタです。
文字列の折り返し[行内]
Wordの文書に、クリップアートやワードアート、あるいは写真などを挿入すると、初期状態では、「テキスト(文字列)の折り返し」が「行内」という状態で挿入されます。
「行内」は、文字と同じ状態。
挿入した図が1文字分となり、行間がひろがって、移動しようと思っても自由には動いてくれません。
Word2003までだと、挿入直後は、黒い実線で囲まれ、黒い四角のサイズ変更ハンドルが表示されています。
文字列の折り返し[前面]
挿入後、[文字列の折り返し]を[行内]以外に変更すると、移動やサイズ変更が楽にできるようになります。
たとえば、[前面]にすると挿入した図が文字の上に配置され(文字が隠れます)、自由に移動、サイズ変更ができるようになります。
文書の空いているスペースに図を配置するときは、この[前面]が便利です。
場面に応じて、[四角][外周]などを選んで利用しましょう。
常に[前面]で図を挿入する方法
図を挿入するたびに[文字列の折り返し]を変更するのは大変ですので、常に[前面]で挿入されるようにしておくと便利です。
以下、Word 2010での操作手順です。
- [ファイル]タブをクリックします。
- [オプション]をクリックします。
- [オプション]ダイアログボックスが開きます。
- [詳細設定]をクリック。
- [切り取り、コピー、貼り付け]項目-[図を挿入/貼りつける形式]のドロップダウンリストから[前面]を選択します。
- [OK]ボタンをクリックします。