micro:bit (マイクロビット) とは?プログラミング初心者でも楽しめる可愛いシングルボードコンピュータ

Hard・Acc

こんにちは。
@OfficeTAKUです。

2020年プログラミング教育の必修化に伴い脚光を浴びているものの一つが英国生まれの micro:bit (マイクロビット) です。

私は、今からちょうど1年ほど前、2017年9月15日開催された「第15回 オデッセイユニバーシティ」にて、日本に登場したばかりの micro:bit (マイクロビット) を購入しました。

新しもの好きで興味がありながらも「プログラミング」には抵抗がある文系体質、ついつい触らないまま来てしまいました。
その間にScratch (スクラッチ) などを少し触ってみたりして徐々にプログラミングの初歩の初歩の初歩あたりに。
そうしてようやくmicro:bit (マイクロビット)を開封して、チュートリアルを見ながら、文字を表示させ、サイコロをプログラミングしました。

micro:bit (マイクロビット) とはそもそも何なのか?

micro:bit (マイクロビット) は、イギリスの英国放送協会(BBC) が開発した教育用のシングルボードコンピュータ*です。

BBCはMake it Digitalキャンペーンというキャンペーンの一環として、2015年8月にイギリスに住む11歳と12歳の子どもたち全員にmicro:bit (マイクロビット)を無料で配布しました。

日本では2017年8月からmicro:bit (マイクロビット) の展開がはじまりました。株式会社スイッチエデュケーションが窓口となり教育用にmicro:bit (マイクロビット)の普及を図るとともに、一般にも販売されています。

*シングルボードコンピュータに関しては下記の記事を御覧ください
[clink url=”https://office-taku.com/201808/recommend/hardwear/10346.html”]

micro:bit (マイクロビット) の本体・仕様

大きさは、長辺 約 5cm、短辺 約 4cm、厚さ 約1.5cm ほどです。

シングルボードコンピュータ:Micro:bit

Micro:bit 学習用のシングルボードコンピュータ

むき出しの基盤に 2つの ボタン (Aボタン・Bボタン) 、電源用のコネクタ、Micro USB端子、そして25個のLED (明るさセンサーも兼ねています)、目で見てもよくわかりませんが加速度センサと磁力センサもついています。

MCU:32 bit ARM Cortex M0ベース Nordic nRF51822
動作周波数:16 MHz
RAM:16 KB
BLE搭載
LED × 25個(明るさセンサとしても使える)
ボタンスイッチ × 2個
加速度センサ × 1個
磁力センサ × 1個
バッテリーコネクタ × 1個(JST製PHコネクタ2ピン)
サイズ:43 × 52 × 11 mm(コネクタ部含む)
重さ:9 g

出展:micro:bit(マイクロビット) – スイッチサイエンス

micro:bit (マイクロビット) で利用できるプログラミング言語

micro:bit (マイクロビット)で利用できるプログラミング言語は、Java Script と Python になります。

Java Script ブロックエディタ(Scratchと似ています)を使えば、子どもや初心者でも、ブロックを組み合わせるだけで簡単にプログラミングが可能になっています。

micro:bit (マイクロビット) でプログラムするために必要なもの

マイクロビット本体を購入したら、あとはご自宅にあるパソコン、インターネット接続環境、そしてマイクロビットとパソコンを繋ぐケーブルがあればスグに始められます。

  • micro:bit (マイクロビット)
  • USB – Micro USB ケーブル
    ごく一般的なものでOKです。スマホやタブレットやその周辺機器などで利用しているものがあれば新たに購入せずともOKです。
  • パソコン (Mac、Windows PC、Chromebook、Linux(ラズベリーパイもふくむ))
    こちらも特に新たに用意する必要はないですね
  • インターネット接続環境
    こちらも普通にインターネットができていればOKです

つまり、micro:bit (マイクロビット) 本体さえあればすぐに楽しめる、ということになります。

micro:bit (マイクロビット)本体

BBC micro:bit (マイクロビット)

本体単体です。パソコンやケーブルがあればスグにパソコンにつなげて実際にプログラミングの結果を試せます。

BBC micro:bit go スターターキット リテールBOX(CFD販売 6ヶ月製品保証付)

こちらはmicro:bit (マイクロビット)本体、USBケーブル、電池ボックスがキットになったもの。
電池ボックスがあればパソコンに繋いでいなくてもプログラムを実行できます。

micro:bit (マイクロビット) でプログラミングどう学ぶ?

まずはmicro:bit (マイクロビット) 公式サイトでチュートリアルを試してみましょう
はじめよう | micro:bit
チュートリアルでは名前を表示したり、サイコロを作ったりします。
下の動画は、
– Aボタンを押すと「OfficeTAKU」と文字を表示
– 本体を揺さぶると「サイコロ」(1〜6 までの数字を乱数で発生させ表示)
– Bボタンを押すと「Bye」と表示
という風にプログラムしたものです。

上の動画のプログラムはこれだけ。

micro:bit ブロックエディター

micro:bit JavaScriptブロックエディタ

micro:bit (マイクロビット) JavaScriptブロックエディタは、Scrtch (スクラッチ) のようにブロックを組み合わせるだけでプログラミングができます。
Scrtch (スクラッチ) をやったことがあれば、すぐに慣れるとおもいます。
画面左のシミュレータで動作が確認できるので、とりあえすmicro:bitが手元になくてもプログラムを書いて、結果を確認することができます。

次に公開されているプロジェクトを参考にしながら自分でも作ってみましょう
ハートを点滅させたり、ボタンを押したらスマイルが表示される、などいろいろあります。
プロジェクト – Microsoft MakeCode

micro:bit (マイクロビット) でプログラミングを学ぶための参考書

micro:bit (マイクロビット) の参考書 はだいぶ数多くなってきました。
残念ながら私はまだどれも手にとって見ていません。
また、これから micro:bit (マイクロビット) でのプログラミングを進める上では必要になると思いますので、順次、読んで勉強して行きたいと思います。

micro:bitではじめるプログラミング ―親子で学べるプログラミングとエレクトロニクス (Make:PROJECTS)
手づくり工作をうごかそう! micro:bitプログラミング (ぼうけんキッズ)
かしこくカワイイmicro:bit入門 ブロックプログラミングと電子工作
micro:bitであそぼう♪導入編: 超かんたん!IoT時代の子ども向けプログラミング学習キット Kindle版

こちらはとてもお買い得で楽しめます。小学生くらいのお子さんと一緒に楽しむにはうってつけの入門書。
下記レビューもご覧下さい。
[clink url=”https://office-taku.com/201809/recommend/ebooks/10424.html”]

micro:bit (マイクロビット) 関連

micro:bit(マイクロビット)用子供向けスターターキット A3

ケーブルや電池ケースなどのパーツがセットになっています。(本体は付属していません)

玄人志向 プログラミングロボットカー組立キット BBC micro:bit(マイクロビット) と組立ロボットカーのセット品 KR-MBBOT

micro:bit (マイクロビット) 本体も付属したロボットカーのセット品です。
上手く動けば楽しそうですね。

プログラミングの結果をより実感できる可愛い相棒

micro:bit (マイクロビット) は教育用、プログラミング学習用のシングルボードコンピュータとして世界中に広まっています。
何より安価で手軽に楽しめるのが良いところ。

公式サイトも充実し、最近で日本語の関連情報も増えてきたので、学習する上でも便利です。

画面上だけではなく、基板上のLEDを好きに点滅させたり、明かりセンサで暗くなったら表示されるようにしたり、よりプログラミングの結果を体感できるのではないでしょうか?
ハードカバーの本を一冊買う程度の金額で購入できます。

Scratch (スクラッチ) でプログラミング入門し、少しなれた所で、この micro:bit (マイクロビット) で更にステップアップしていく、という流れが、特に初心者の方には良いと思います。

文系プログラミング初心者の方もぜひチャレンジしてみて下さい。

▼ Scrtch (スクラッチ) に関しては下記の記事を御覧ください。
[clink url=”https://office-taku.com/201807/web/9789.html”]

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