[s_ad]
こんにちは。
@OfficeTAKUです。
口癖のように言っていますが私ほんとうに完全文系。
それでいながらITインストラクターと名乗って活動しております。
私のパソコンへの入り口・きっかけは、
「ワープロってなん文章を書くことが便利なんだ」
「字が下手でもきれいに印刷できるじゃん」
って、いうところからでした。
Microsoft Officeやインターネット、SNSを利用するにあたっては、理系じゃなくても、文系であっても問題ありません。
理系であっても、プログラマーであっても、ワードやエクセルを上手に使えるわけではないのですよ。
楽しい、好き!、がきっかけであれば何事もできるようになります。
2020年プログラミング教育必修化とは
2017年3月に発表された新学習指導要領に、2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されることが盛り込まれました。
どのような内容にしていくかは、文部科学省・総務省・経済産業省が連携して立ち上げた「未来の学びコンソーシアム」が中心となって担っています。
プログラミング教育を必修化する目的として下記の3点があげられています。
① 「プログラミング的思考」を育むこと、
② プログラムの動きやよさ、情報社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられていることなど に気付き、コンピュータ等を活用して身近な問題を解決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度 を育むこと、
③ 各教科等での学びをより確実なものとすること
プログラミング教育必修化についての公式なドキュメントは下記の文部科学省のWebページにまとめられていますので、興味のある方は御覧ください。
プログラミングという教科ができるわけではない
前掲のような目的でプログラミング教育が必修化されるわけですが、「算数」「国語」「社会」と言ったように「プログラミング」という教科ができるわけではありません。
朝日新聞社のサイト AERA dotの記事による文部科学省の担当者の話しによると、
- 既存の教科、「算数」「理科」「総合的な学習」の時間などの中で実施される
- 教科となるわけではないので、教科書も試験での評価もない
- 具体的にどの学年のどの教科・単元で、どれくらいの時間数でプログラミングを扱うかは、各学校が判断する
出展:「プログラミング教育」必修化の3大勘違い! 誰もが思い込みがちな間違いとは?|AERA dot. (アエラドット)
とのことです。
ただ、教科の中でやっていくのですから何らかの形で評価に結びついていくだろうことは充分に予測できます。
「教育」に取り込まれることでの懸念
「教育」の中に取り込まれてしまうことでの一番の懸念は、強制されることにより苦手や拒否感が生れてしまうことです。
必修化にむけて、現在は情報教育推進校(IE-School)事業による指導事例の創出などが行われています。
そこでの事例などみていると、あまりにも教育、教科の中に取り組むために教科よりしすぎていてあまり楽しくない、といった感じを受けることがあります。
また前述したように、いくらプログラミングは教科書もなく試験もなく評価はされない、といっても、全員が取り組むとなれば、評価に結びつく可能性が大いにあります。
先生方が、子どもたちそれぞれの個性・能力、「プログラムを書く力がある」「発想力が豊か」「デザインに優れている」、が発揮できるような形で進めていただければ嬉しいですね。
プログラミングはまず楽しむことから!
私もプログラミングに興味はあります。
しかし、実情はというと、エクセルでVBA触ったり、WebページでのjavaScriptやWordPressでPHPなど、必要に迫られて触ったりしますが、必要な部分だけを調べ、既にあるコードをコピペするなどして部分々々書き換えるくらい。
まったく、根本的に理解ができていない状態です。
この2020年プログラミング教育必修化もあり、仕事柄やらねばならぬ、と思い「Scratch」や「micro:bit」を触ってみました。
幸いに最初に手にしたテキストなども、理論よりも実践、楽しくまずは動かしてみる、といったコンセプトでつくられており、プログラミングなどわからなくても楽しめました。
その上で、少し理論的なテキストを読むと、少しだけプログラミングや「プログラミング的思考」というのがわかってきました。
まずは楽しむ。
何度もやってみる、だめだったらまた方法を変えてやってみる。
トライ・アンド・エラーを繰り返す。
それが重要なのだと思います。
プログラミングなんてわからない!必修化されたらどうしよう!と悩んでいるお母さん、お父さんたち。
楽しみながらプログラミングというものに接してみて下さい。
とりあえず触ってみることだけでも、子どもたちと共有の話題もできますし、自らの視野も広げられます。
また、インターネットへの接続も必須になりますので、お子さんが幼いうちは特に、少し手助けをしてあげる、危険を回避してあげる、ということも必要です。
そのためにも今のうちにぜひ触ってみて欲しいと思います。
超初心者におすすめのプログラミング言語
2020年プログラミング教育必修化に向けて、プログラミングを体験してみたい、と言った時におすすめなのが下記の2つです。
『Scratch』プログラミング教育で使われるプログラミング言語
スクラッチはMIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボが開発した子供向けの学習用プログラミング言語です。
ブロック上のパーツを組み合わせてプログラミングができます。
現在、150以上の国と地域で利用され、40以上の言語に対応しています。
前掲の出展:「未来の学びコンソーシアム 小学校プログラミング教育必修化に向けて」パンフレット(PDF)の1ページめ「小学校におけるプログラミング教育とは」の例としてあげられているのもこの『Scratch』です。
小学校でのプログラミング教育ではこの『Scratch』が使われることが多くなるでしょう。
[clink url=”https://office-taku.com/201807/web/9789.html”]
『Scratch』学習のためのおすすめテキスト
Scratchの公式サイト等、インターネット上にも情報はたくさんありますが、まずは下記のテキストなどがあるとより便利だと思います
阿部 和広『小学生からはじめるわくわくプログラミング』
とにかく試してみたい時、子どもたちの最初の一冊としてはこちら
星野 尚『親子で学ぶ プログラミング超入門 ~Scratchでゲームを作ろう!』
プログラミングに縁がなかった大人が最初に手にとるべき一冊
詳しい内容は下記の記事をご覧下さい。
[clink url=”https://office-taku.com/201808/recommend/books/10210.html”]
『micro:bit』イギリスBBCが開発した教育用のシングルボードコンピュータ
micro:bit (マイクロビット) は、イギリスの英国放送協会(BBC) が開発した教育用のシングルボードコンピュータです。
イギリスでは11歳12歳の子に無償配布されるなど、プログラミング教育用として世界中で利用されています。
日本では2017年8月からmicro:bit (マイクロビット) の展開がはじまりました。
こちらはむき出しの基盤自体がコンピュータになっています。Webブラウザを利用してScratchのようにブロックを組み合わせてプログラミングができ、そのプログラムをパソコンと繋げたmicro:bitにつなげることで、ライトを点滅させるなどいろいろな動作を指せることができます。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
[clink url=”https://office-taku.com/201809/recommend/hardwear/10411.html”]
『micro:bit』学習のおすすめテキスト
こちらもmicro:bit公式サイトなどをみれば一通り楽しめますが、下記のような書籍をおすすめします。
高松 基広『micro:bitであそぼう♪導入編: 超かんたん!IoT時代の子ども向けプログラミング学習キット』[Kindle版]
こちらは Amazon Kindle版だけですが、価格もやすくおすすめです。
専用の電子書籍リーダーなどなくてもWebブラウザやiPhoneなどでも読めます。
詳細は下記のレビューをご覧下さい。
[clink url=”https://office-taku.com/201809/recommend/ebooks/10424.html”]
スイッチエデュケーション編集部『micro:bitではじめるプログラミング ―親子で学べるプログラミングとエレクトロニクス (Make:PROJECTS)』
入門書ではあるのですが、こちらはかなり厚みもあり本格的ですが、ためになりますよ。
Office TAKUでは下記のような講座も開催しております。お気軽にお問い合わせ下さい。
講座案内[超初心者のためのScratch(スクラッチ)プログラミング入門]Office TAKU –
ご自身も子どもたちもプログラミングを本格的に学びたいと思ったら下記のようなスクールを検討してみて下さい。
[clink url=”https://office-taku.com/201811/web/webservice/11202.html”]