10月7日「バーコードが初めて特許登録された日」の関連書籍と Amazon Kindle日替わりセール

こんにちは。
@OfficeTAKUです。

10月7日今日は何の日

今日 10月7日は「バーコードが初めて特許登録された日」です。

UPC-A barcode

1948年、当時、ドレクセル工科大学(現ドレクセル大学)の講師をしていたノーマン・ジョセフ・ウッドランドと大学院生であったバーナード・シルバーがバーコードを発明します。
1949年10月20日に特許を申請し、1952年10月7日に特許を取得しました。（米国特許2612994)

ウッドランドは1951年にIBMに雇用されます。IBMでバーコードの開発を望むものの、商業的に実現不可能とされ、特許を売却してしまいます。
その後、特許取得先のRCAが全米食品チェーン協会にアイデアを持ち込み、バーコードに利用を研究し始めたところ、IBMはウッドランドを呼び寄せ、製品の開発に取り組み、ユニバーサル製品コード(UPC)というフォーマットを開発しました。

このバーコードシステムで最初にスキャンされたアイテムは、1974年オハイオ州のスーパーマーケットでのチューインガムだったそうです。

※ Barcodes celebrate their 43rd birthday — they could gave been circular.

10月7日「バーコードが初めて特許登録された日」関連書籍・ビデオ

バーコードの開発の経緯をみていると、DOSのことを思い出します。
IBM はなぜか新しい技術の将来性を見誤り、自らのもとにありながら遅れをとってしまう、そんな体質を感じてしまう逸話です。
今回はバーコードではなく、特許に関するものをピックアップしました。

特許関連書籍を Kidle で読む

稲森謙太郎『知られざる特殊特許の世界』 Kindle版

特許と言うと難しそうですが、こちらは楽しく特許について学べそうです。

稲森謙太郎『知られざる特殊特許の世界』 Kindle版

重田暁彦『「雪見だいふく」はなぜ大ヒットしたのか　７７の「特許」発想法』 (講談社＋α文庫) Kindle版

こちらは特許がいかされているヒット商品の実例を上げて、特許など「知的財産」戦略について書かれた書です。
そう言われてみると「雪見だいふく」の類似商品というのは見かけたことがありません。特許のおかげなのだそうです。

重田暁彦『「雪見だいふく」はなぜ大ヒットしたのか　７７の「特許」発想法』 (講談社＋α文庫) Kindle版

稲穂健市『楽しく学べる「知財」入門』 (講談社現代新書) Kindle版

特許権の他、著作権、商標権、実用新案権、意匠権を含めた「知的財産権」についての入門書。

稲穂健市『楽しく学べる「知財」入門』 (講談社現代新書) Kindle版

TVドラマ『下町ロケット』 Amazon Prime Video

池井戸潤『下町ロケット』を原作とした実写ドラマ。

TVドラマ『下町ロケット』 Amazon Prime Video

池井戸潤の直木賞受賞作「下町ロケット」を映像化。民放連賞、ATP賞ともに最優秀賞に輝いた連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」のスタッフが送る社会派ドラマ。「その特許がなければロケットは飛ばない…。」町工場が取得した最先端特許をめぐる、中小企業と大企業の熱き戦いを描いた新時代の社会派ヒューマンドラマ。かつて研究者としてロケット開発に携わりながら、今は実家の小さな町工場を経営する主人公･佃航平に三上博史、ロケットエンジンの特許技術をめぐって主人公と相対する大企業の宇宙航空部部長･財前道生に渡部篤郎、特許裁判のスペシャリストとして佃を支える弁護士･神谷涼子に寺島しのぶを迎え、夢と現実の間で戦い葛藤する者たちを丹念に描き出す。熱き情熱を胸に宇宙への夢を紡ぐ人々の感動の物語は、高い志を抱き、決して諦めず、誠実に努力を重ねることの大切さを改めて教えてくれるに違いない。(C)2011 WOWOW INC.