こんにちは。
@OfficeTAKUです。
1925年生まれの母が腹痛を訴えるので、かかりつけ医に紹介状を書いてもらい、地域医療支援病院へ受診、検査をしてもらいました。
2021年1月18日より有料プランがスタートしています。
1アカウント 月額100円 データ保存期間無制限
無料プランはデータ保存期間が1年とのこと。
NOBORI有料プランのご案内 | NOBORI
NOBORI – 医療情報管理アプリ
今回受診したのは、地域の中核病院である公立松任石川中央病院。昨年の11月以来の受診です。
待合室で待っている時に、設置されているモニターで、「NOBORI」 というアプリの紹介動画が流れていました。
のぼり始、という50歳のおじさんが病院の予約日を忘れていて嘆くところから始まる、というアニメ。最初は漫然とみていたのでわからなかったのですが、何回目かにアプリの紹介であることに気づきました。
NOBORI で できること
このアプリでできることは、
- 診療受付
- 診察まち順番の確認
- 診察予約の確認
- 診療情報の閲覧
「これは便利そう!」というこで、Wi-Fi環境ではないこともいとわずに、待合室でインストールしました。
本人だけでなく、家族も追加できるので、早速、母を家族として登録。
来院登録で病院を選択したら、「本人確認してください」みたいなメッセージがでてきたので、会計の時に受付で確認してもらいました。
ここ、重要です:アプリ内で家族登録した後に、病院側にて本人確認が必要
今回は1、2 そして、次回の予約はないので、3も体験していません。
しかし、4.診療情報の閲覧で驚愕。
本人確認してもらうやいなや、CTの画像が目に飛び込んできました。
会計を待つ間にアプリを触ってみていると、検査結果、CT・レントゲンの画像、処方薬など、それも、前回、2019年11月に夜間外来で来たときのデータも、確認できたのです!
ユーザーを選択すると通院履歴が表示されます。
上のメニューまたは個別の日付の履歴の病院名のしたにある4つのアイコンをタップすることで、それぞれの項目を観ることができます。
「画像」のデータ一覧画面
CTの画像データ。今回は特に異常な部分はなかったとのこと。素人にはわかりませんが、もし、たの医院を受診した時などには参考になると思います。
この画像データ、明るさを調節やいろいろな機能があるようです。
ものさしをタップしたらサイズが測れたので測ってみました。
「検査結果」画面、今回は血液検査をしましたのでそのデータが表示されます。
異常値は赤く色づいて表示され、前回との比較しながらみることができます。
検査データの項目をタップするとグラフが現れました。
「お薬」処方された薬が表示されます。
こんな便利なシステムいつから導入されたのだろう、と思い検索してみたら、下記のPDFが引っかかってきました。
白山石川医療企業団だより(dayori_r02new.pdf)
※ PDFファイルへのリンクです。
2020年(令和2年)新春特別号、とのことなので、ごく最近導入されたようです。
もちろん、このアプリだけでどこの病院でも診療結果などがみられるよになるのではありません。
病院が、後述するクラウド情報サービスを導入していないといけません。
ただ、このアプリは手で診療記録なども入れられるようになっています。
個人の医療情報の記録用として使うことも可能です。
「NOBORI – 医療情報管理アプリ」をApp Storeで
医療情報クラウド nobori
こちらの病院が導入しているのが、NOBORI という医療情報クラウド。
医療情報クラウド | NOBORI(ノボリ)
この クラウドシステムが導入されていないと、NOBORI アプリはこのクラウドシステムのビューワーなのですね。
NOBORI 開発チームさんのnoteもありましたのでリンクをはっておきます。
NOBORI Tech|note
まとめ
医療情報が記録され、手軽に参照できるのは非常に便利です。
もちろん、セキュリティの問題などもあり懸念もないわけではありません。
しかし、個人レベルの利用であれば、そこまで神経質になることはないと思っています。
最低限の注意はしつつ、有効に活用して行きたいものです。