こんにちは。
数学は苦手 @OfficeTAKUです。
4:3、16:9、などと表現されるアスペクト比。
ディスプレイや写真などの横と縦の長さの比率。
よく目にする機会があると思います。
前回の記事を書く時に、ふと「アスペクト比はどうやって計算すればいいのだろう」と疑問に思いました??
Excelでアスペクト比を求める
縦を1として 1:1.5 のように表す場合もあるそうですが、一般的に目にするものは違います。
アスペクト比は最大公約数で割る
アスペクト比を求める数式
縦÷縦横の最大公約数:横÷縦横の最大公約数
Surface Pro 7 デフォルトの画面解像度を例に計算してみると、
横 2,736px、縦 1,824px
2,736と1,824の最大公約数は 912
横 2,736 ÷ 912 = 3
縦 1,824 ÷ 912 = 2
Surface Pro 7のディスプレイのアスペクト比は、3:2
最大公約数の求め方ってきっと勉強してきたはずなのですが、全然覚えていません。
「すだれ算」、「ユークリッドの互除法」で求められるそうです。
Excel使わないで求めたい方は下記のサイトなど参考にして下さい。
最大公約数の意味と求め方!センター試験で使える解法を紹介 | Studyplus(スタディプラス)
Excel:GCD関数
Excelであれば簡単です。
最大公約数を求める GCD関数 という関数があります。
最大公約数は英語でthe greatest common divisor 《略: G.C.D.》
そのままですね。
【GCD関数の書式】
GCD(数値 1, [数値 2], …)
GCD 関数 – Office サポート
GCD関数を利用してアスペクト比を求める
下図の表を例にアスペクト比を求めてみましょう。
セルB2に横のpx数、セルC2に縦のpx数が入力されています。
画像ではD2に数式を入れてE2にコピーするために複合参照にしています。
まとめ
今回はアスペクト比の求め方とExcelで最大公約数を求めるGCD関数を利用してアスペクト比を求める方法でした。
- アスペクト比とは画面などの縦横の比率
- アスペクト比を求めるには縦・横それぞれを縦横の最大公約数で割る
- Excelでは最大公約数を求めるGCD関数を利用する
しかし、GCD関数、知りませんでした。
MOD関数があるくらいだからあって当然ですが、利用する機会がないと知らないものです。
勉強になりました。