こんにちは。
@OfficeTAKUです。
2014年12月、マイクロソフトがクリップアートの提供終了を発表。
日本では2015年に入ってから、ワードやエクセルの[挿入]-[オンライン画像]で表示される[画像の挿入]ダイアログボックスの検索項目には[Bingイメージ検索]しか表示されないようになりました。(Onedrive,Facebookアカウントを持っていればそれらも表示されます)
今まで文書作成の際は、マイクロソフトのクリップアートであれば(デザインの好き嫌いはあれど)気楽に利用できました。
結構、重宝しておりました。
今はもうインターネットから画像を検索して利用することになってしまいました。
そこで、問題になってくるのが著作権の問題。
仕事で利用する文書、書類、資料、チラシ・ポスターなどを作成する場合は特に注意しなければいけませんよね。
初期状態では、検索結果に表示されるのはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの画像のみ
[Bingイメージ検索]はデフォルト(初期状態)でクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの画像のみが検索されるようになっています。
じゃあ、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは何か?
クリエイティブ・コモンズとは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)を提供している国際的非営利組織とそのプロジェクトの総称です。CCライセンスはインターネット時代のための新しい著作権ルールの普及を目指し、様々な作品の作者が自ら「この条件を守れば私の作品を自由に使って良いですよ」という意思表示をするためのツールです。CCライセンスを利用することで、作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができます。
まあ、ざっくり行ってしまえば、作り手の権利を守りつつ、その作品を多くの人が利用できるようにした、共通のルール、なんですね。
よけいわかりにくいか?
とにかく、無料だから、簡単にダウンロードできるから、自由勝手に使わないで、利用する時はルールを守りましょう!ってこと。
検索された画像はそれぞれにライセンスの種類が違うので、しっかり確認しましょう
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスには種類があります。
その種類によって、商用利用の可否、改変の可否など条件が違ってきます。
[Bingイメージ検索]でのクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの種類の確認
- 検索結果から、利用したい画像を選択し、表示されたリンクをクリックします
- 画像の掲載先のサイトが表示されます
利用したい画像を検索してライセンスの種類を確認しましょう
by https://free-illustrations.gatag.net/
作者の才能や努力に敬意をはらいつつ、きちんと利用していきたいものです。