こんにちは。
@OfficeTAKUです。
Excelの名前について
エクセルで「名前」を使ってみよう! Vol.2 です。
前回はExcelで任意の範囲に自分で「名前」をつけ、数式で利用してみました。
今回は、名前の付け方の規則についてです。
Excelの名前には使えない文字がある
Excelの名前には使えない文字や付け方の規則があります。
もちろんそうしたルールを知らなくても大丈夫ではあります。
もしルール違反をした時は下記のように注意のダイアログボックスが表示されます。
このアラートに名前の付け方のルールが記載されています。
[名前]の付け方の規則
- 先頭の文字には数字が使えない、使える文字は
英文字、ひらがな、カタカナ、漢字 そして記号の アンダースコア(_) - セル番地と同じもの(A1,B2などなど)、既に使用している名前、は使えない
- RとC一文字だけは使えない
- 空白が含まれていないこと
[名前]として使えない例
名前として利用できない例をいかに上げておきます。
後ろのカッコ内は理由です。
- 100 (上掲の画像の例、先頭が数字)
- B256 (セル番地としてある)
- %booklist (先頭に使えない文字が入っている)
- 商品 価格 (間にスペースが入っている)
- list-1 (ハイフン[-]を使用している → list_1 のように区切りはアンダースコアを利用するとよい)
これは覚えるよりも実際に自分でいろいろ試してみることで、身につくと思います。
私がアルファベットで名前をつける理由
私はなるべく名前をアルファベットでつけています。
理由は下記の2点
- 数式を書く時に日本語入力に切り替える必要が無い
価格の部分に「price」とつけたりしますが「kakaku」とローマ字読みでもOK - 数式は基本半角英数字で記述するものだから
直接数式を書く場合に全角のものが混じっているためにエラーになることがあります。
最近のExcelでは数式作成時、数字や()などの記号を全角で入力しても自動的に半角に直してくれますが、念の為なるべく直接入力(日本語入力OFF)の状態で入力した方が間違いがありません。
もちろん日本語で名前をつければ分かりやすく管理しやすいので、それで全く問題ありません。
どちらかというと古い人間なので、癖になっているということもあります(^_^;)
自分で一定の規則を作ってわかりやすく名前をつけるようにしましょう。