【MOS】Excel 2016 Expert 試験に出題される関数一覧

【MOS】Excel 2016 Expert 試験に出題される関数一覧 Microsoft Office Specialist


こんにちは。
@OfficeTAKUです。

Microsoft Office Specialist(MOS モス) は、その名の通り、WordやExcel、PowerPoint など、一般的に利用されることの多い マイクロソフト オフィス のスキルを証明するための資格です。
[clink url=”https://office-taku.com/pclicense/microsoft-office-specialist.html”]

前回、MOS Excel 2016 スペシャリスト(一般)レベルで出題される関数を紹介しました。
[clink url=”https://office-taku.com/202003/sikaku/mos/15662.html”]

今回は、MOS Excel 2016 エキスパート(上級)で出題される関数についてです。

Excel 2016 スペシャリスト(エキスパート)出題範囲内の関数を確認

オデッセイ株式会社によるMOS公式サイトに出題範囲を記載したPDFファイルへのリンクがあります。
その出題範囲には記載されている関数が含まれている項目を抜き出してみます。

AND、OR、NOT 関数を使って論理演算を行う
関数をネストして論理演算を行う
SUMIFS、AVERAGEIFS、COUNTIFS 関数を使って論理演算を行う
VLOOKUP 関数を使ってデータを検索する
HLOOKUP 関数を使ってデータを検索する
MATCH 関数を使ってデータを検索する
INDEX 関数を使ってデータを検索する
NOW、TODAY 関数を使用して日付や時刻を参照する
日付関数や時刻関数を使って数値をシリアル値にする
キューブ関数を使ってExcelデータモデルからデータを取り出す
財務関数を使ってデータを計算する
GETPIVOTDATA関数を使用してピボットテーブル内のデータを参照する

以上、かなり範囲が広くなっています。
さらに、この出題範囲の冒頭には下記のような注意書きがあります。

※ 出題範囲は以下の操作や機能を含みますが、これらに限定されるものではありません。

Excel 2016 エキスパート(上級)|MOS公式サイト

関数の難易度は一般よりもかなり高い

スペシャリスト(一般)で既出の関数はもちろん、このエキスパート(上級)レベルでは関数の種類も多くなり、論理関数

FOM MOS Excel 2016 Expert 対策テキストに掲載されている関数は41種類

MOSの対策テキストは現在、FOM出版、日経BP社から発売されています。

ここでは、FOM出版のテキスト『よくわかるマスター Microsoft Office Specialist Microsoft Excel 2016 Expert 対策テキスト&問題集』


に掲載されている関数を一覧にしました。

テキスト本編で取り上げられている関数の他、模擬試験では、SUM、COUNT などの2つの関数が加わり、計44種類の関数が登場します。
下記の表がその一覧です。

項目のうち「頁」は初出のページ、「M1〜M5」は模擬試験プログラムの問題1〜5を表しています。
項目内の「P」はプロジェクト、ハイフン後の数字は何番目のタスクかを表しています。
ページ数が空白の関数は一般で既出のもので模擬試験には出てきたものです。

No.関数名分類M1M2M3M4M5
1AND論理147P1-1P1-2
2AVERAGE統計P5-1
3AVERAGEIFS統計151P1-4P2-1
P4-1
4CONCATENATE文字列操作146
5COUNT論理P5-2
6COUNTIFS統計151P4-2P5-2P4-2
7CUBEKPIMEMBERCUBE227
8CUBEMEMBERCUBE219
9CUBEMEMBERPROPERTYCUBE227
10CUBERANKEDMEMBERCUBE224P3-4
11CUBESETCOUNTCUBE227
12CUBESETCUBE224
13CUBEVALUECUBE219P5-6
14DATE日付/時刻169
15DAY日付/時刻171
16FV財務196
17GETPIVOTDATA検索/行列269P3-2
18HLOOKUP検索/行列157P1-2P4-2P3-2
19HOUR日付/時刻173P2-3
20IF論理144P1-1P1-2P1-2P1-4
P3-3
21INDEX検索/行列165P5-2
22IRR財務201P1-4
23LEFT文字列操作146
24LOOKUP検索/行列161P2-1
25MATCH検索/行列163P5-2
26MINUTE日付/時刻173
27MONTH日付/時刻171P5-3
28NETWORKDAYS日付/時刻177P2-4
29NOT論理147P4-5
30NOW日付/時刻167
31NPER財務199
32OR論理147P4-5
P5-1
P1-2P3-3
P5-5
33PMT財務194P3-4
34PV財務196P4-3
35ROUNDUP数学/三角200
36SECOND日付/時刻173
37SUM数学/三角P1-4
38SUMIFS数学/三角151P2-4
39TIME日付/時刻169P2-2
40TODAY日付/時刻167P2-1
41VLOOKUP検索/行列157
42WEEKDAY日付/時刻175P2-3
43WORKDAY日付/時刻177P3-1
44YEAR日付/時刻171P1-2

※上記の表はWordPress プラグイン「TablePress」を利用して作成しました。
[clink url=”https://office-taku.com/201809/web/wordpress/10609.html”]

繰り返し問題を解き組み合わせに慣れる

Expertでは関数単独ですんなりとした数式とはいかず、複数の関数を組み合わせたりネストさせたり、複雑になってきます。
本編の問題、章末の確認問題、そして模擬試験を繰り返し慣れることが大事です。

まとめ:CUBE関数は攻略するか捨てるか

関数のネストなどは、問題を解いていくうちにできるようになると思います。

問題なのはCUBE関数の扱いです。
データベースと接続して様々な分析に利用できるというのがCUBE関数。
しかし、非常に複雑、実際に利用する環境もめったになく、難易度はかなり高くなります。
問題を解いていても、これだ、なるほど、納得感が得られにくいと思います。
この機会に攻略して自分のものにできる方は多くないのでは。

CUBE関数がどうしてもわからない、という場合はもう潔く捨ててしまって、他の関数や機能を確実に解けるようにしたほうがよいでしょう。

エキスパート レベルと言えど、一般や他の科目と同様、テキストを繰り返すことで十分独学でも合格可能です。
ぜひ、チャレンジしてみてください。

学習方法の詳細は下記の記事を参考にしてください。
[clink url=”https://office-taku.com/201901/sikaku/mos/12025.html”]
[clink url=”https://office-taku.com/201901/sikaku/mos/12034.html”]

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