8月6日 「世界初のWebサイトが誕生した日」の 関連書籍と Amazon Kindle日替わりセール

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こんにちは。
@OfficeTAKUです。
朝から暑い日です。8月6日らしい、と言えばいいのでしょうか。
今日もさまざまな歴史的な出来事が過去にありました。

8月6日 今日は何の日

今日は「広島原爆忌」でありますが、「世界初のWebサイトが誕生した日」でもあります。

1991年の今日、8月6日、欧州原子核研究機構(CERN)のティム・バーナーズ=リーさんが世界初のWebサイトを公開しました。
その初期のWebサイトを再現したページが下記になります。

http://info.cern.ch/hypertext/WWW/TheProject.html
The World Wide Web project


ご覧のように、文字情報だけのWebサイトです。
しかし、ハイパーリンクが施され、それぞれの情報(ページ、リソース)にクリックするだけで、すぐにアクセスできるというWWWの機能が備わっています。

Webブラウザの開発も行われていましたが、現在のブラウザに近い形の最初のブラウザMosaicが開発されたのが1993年。翌年にはMosaicを開発したメンバーらがNetscape社を立ち上げ、Netscape をリリースします。
Windowsにバンドルされ、圧倒的なシェアを誇るようになる Microsoft社のInternet Explorerがリリースされたのが1995年でした。

私がパソコン通信を始めたのは富士通FM-Towns の頃。
インターネットを始めたのは、Mac LC-575。発売は1996年。
CPUは Motorola 68LC040 33 MHz、ハードディスクは250MB、メモリはなんと5 MB!!
そんな時代でした。
電話料金が恐ろしくて、ビクビクしながら通信していたものです。

さて、話がそれましたが、WWWの生みの親であるティム・バーナーズ=リーさんは、現在のインターネットの状況を憂い、新たな試みや提言を行っています。

Wiredに掲載された記事では、下記のような趣旨のことを述べています。

新しいサービスが始まるたびにネットに繋がっている人とそうでない人(現在まだ世界の50%しかインターネットにアクセスできていない)との格差が拡大する。このため、万人がウェブにアクセスできるような環境を整えることが緊急の課題であること。

インターネットは、これまで周縁部に追いやられていたグループに発言の場を提供することで新たな機会を創出し、生活の利便性の向上に寄与した。その一方で、犯罪者にもチャンスを与えた。ウェブは憎しみを拡散する手段となり、あらゆる種類の違法行為を容易にしている。

そうした、現在のWebの機能不全を引き起こす要因として、次の3点をあげています。

  • 国家ぐるみのハッキングやウェブ攻撃、犯罪行為、オンラインの嫌がらせといった意図的で悪意のある行い。
  • クリックベイトに対価を支払う広告ベースのビジネスモデルや偽情報の拡散など、誤ったインセンティヴを生み出すシステムデザイン。ここではユーザーが犠牲にされる。
  • 怒りや極端な議論の誘発、ネット上のやりとりの質の低下など、意図したものではない負の結果。

それぞれの対応を試みる方策を上げるとともに、未来へ向けたロードマップ「Contract for the Web」の策定に向けて取り組んでいることを述べています。
For The Web

私達市民ができること、しなければならないこととしては、

市民は政府や企業を監視するとともに、両者に対して、ウェブを市民中心のグローバルなコミュニティとして尊重するよう求めていかなければならない。自由で開かれたインターネットの保護を約束する政治家を選ばなければ、わたしたちは政府にこうした問題こそ最重要課題なのだと認識させるという責任を放棄することになる。

もはや、日本が日本が、と言っている場合ではありません。
地球に暮らす一人の人間として、世界の人々と協力し、持続可能な社会、それに寄与できるシステムとしての員-ネットを築いていかなければならないと思います。

ティム・バーナーズ=リーさんの提言全文は下記リンクからどうぞ。
ティム・バーナーズ=リーの提言:WWWの誕生から30年、インターネットはどこに向かうのか|WIRED.jp

8月6日 「世界初のWebサイトが誕生した日」 関連 書籍・ビデオ

1945年8月6日、広島に原爆が投下され、多くの生命が奪われたその46年後の同じ日に、世界初のWebサイトが公開されました。
このwww、インターネットのおかげで、個人でも情報を発信することができるようになりました。より多くの知見を繋ぎ、磨き、よりよい社会を作っていける、という希望が生まれました。
しかし、いま、ティム・バーナーズ=リーさんが言うように機能不全を引き起こしてしまっています。
この自由な情報の流通の場を、民主的で持続可能な社会を作っていくための、有効な場として維持していくために、努力していきましょう。

インターネット 関連書籍をKidleで読む

中川 翔子『「死ぬんじゃねーぞ!!」 いじめられている君はゼッタイ悪くない』(文春e-book) Kindle版


夏休み、一人で悩んでいる子もいるかもしれない。
学校が始まることの恐怖に心塞いでいるこもいるかもしれない。


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井上 伸雄『カラー図解でわかる通信のしくみ あなたはインターネット&モバイル通信をどこまで理解していますか? 』(サイエンス・アイ新書) Kindle版


一般の人向けの解説書のようです。ざっくりとでも知っているのと知らないのでは違います。


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村井 純『角川インターネット講座1 インターネットの基礎 情報革命を支えるインフラストラクチャー (角川学芸出版全集)』 Kindle版


村井純さんによるインターネット講座の第1巻。歴史的な経緯も含めてより深くインターネットについて学ぶことができます。


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映画『マイノリティ・リポート (字幕版)』 Amazon Prime Video

こういう未来が到来しないように、私たちはしっかりとインターネットをめぐる問題にコミットしていかないといけませんね。


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テクノロジーが進歩した近未来。警察は、殺人犯が殺人を犯す前に逮捕できるようになっていた。ところがある日、この犯罪予知部門に勤める刑事自身が容疑者となってしまう。

8月6日「世界初のWebサイトが誕生した日」の電子書籍 Amazon Kindle日替わりセール

閑話休題、本日のKindle日替わりセール3冊のご紹介です。
Kindleって何?って言う方は下記の記事をお先に読んでみて下さいね。
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2019年8月6日 火曜日 の Kindle日替わりセール 3冊です。

占部正尚『部下のやる気を引き出すワンフレーズの言葉がけ ペップトークで不安を消す・励ます・元気づける』 Kindle版


「ペップトーク」って知りませんでした。言葉がけ、重要です。たった一言で、受けた側の心持ちはガラッと変わりますからね。


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高橋 伸夫『できる社員は「やり過ごす」』 Kindle版



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池上 彰『平成論 「生きづらさ」の30年を考える』 (NHK出版新書) Kindle版



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