こんにちは。
@OfficeTAKUです。
タッチパネルタイプのPCやタブレットであればWordやExcelなどMS Officeに手書きで文字などを描画することができます。
PowerPointのスライドショーでのペンのようなことが、ExcelやWordで普通にできてしまいます。
私は学校の授業やレッスンの際に、ポイントとなる箇所を囲んだり、説明を書き加えたりといったふうに利用します。
ビジネス現場でも会議などの時にExcelで作成した資料に直接描画したり、いろいろと使い道はあります。
今回は、Surface Pro 7 と ペンでExcelのシートに文字を描画してみました。
タブレットがあれば Surface Pro などのようなタッチスクリーンタイプではなくても描画可能です。
PDFへの書き込みもできます。
目次
ペンでの手書きはリボンの[描画タブ]を利用する
Surface Pro 7 と Surface ペンであれば、最初のペアリングさえ済んでいれば、特別な設定は不要。
Excelを開いておいて描画したい時にペンを持ち上げると自動で描画タブが開いてくれます。
あとはペンの種類を選んで描画をするだけです。
ペンの種類
ペンのボタン(種類)はバージョンにより違いがありますが、下記のようなものがあります。
- 消しゴム
- ペン
- 鉛筆
- 蛍光ペン
- アクションペン
このうち、アクションペンは365から追加されたもので、Wordではペンのアクションによって文字の挿入や改行などの操作ができるものです。
ペンの色、太さの設定
各ペンのボタンを2回タップすることで、色や太さの設定ができます。
- ペン太さは 5 段階(0.25 mm から 3.5 mm まで)の設定が可能
- ペンの色は、16 色の単色と[その他の色]、さらに 8つの効果(虹、銀河、溶岩、海、ローズゴールド、ゴールド、銀、ブロンズ)が利用可能
描画したものを消したい時
- リボンの[消しゴム]ボタンをクリックしてペン先でなぞる
- 直接Surface Pen のお尻のボタン部分でなぞる
どちらかで消せます。
描画を再生を再生することもできる
[インクの再生]ボタンをクリックすると、描画した順に再生されます。
その他の機能
- インクを図形に変換:手書きで書いた図形をオートシェイプに変換
- インクを数式に変換:入力コントロールに手書きの数式記入するとテキストボックスに変換
(Wordの数式のような形状。あくまでも文字、Excelで使える数式ではない)
リボンなどには描画できない
このデジタルインクで描画できるのは、ドキュメントエリアのみ。
Excelで言えばシートの中=セルの上、Wordでは文書の上だけです。
リボンのボタンにマークしたくてもできません。
[描画]タブが表示されていない場合
描画タブが表示されていない場合は下記の手順で表示できます。
- [ファイル]-[オプション]をクリック
- [オプション]ダイアログボックスが開く
- 左側のメニュー[リボンのユーザー設定]をクリック
- 右側[メインタブ]の[描画]のチェックボックスをオンにする
まとめ
キーボードから入力したデータだけではなく、手書きの文字や図形が入ることで視認性が増したり、注目度が上がったりします。温かみもでます。
- Officeで文字や図形を手書き入力することができる。
- [描画]タブを利用する。
- Surface Penを持ち上げることで[描画]タブが開く
- 描画の再生もできる
- リボンのボタンなどの上には描画できない
詳細はMicrosoft公式サポートの下記ページをご参照下さい
いろいろな利用方法がありそうです。
ぜひ、試してみて下さい。